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講義時間約15時間
配信状況全講義配信中
この講義では、民法の基礎1(佐久間毅著)を用いて、民法総則を網羅的に学習します。約13時間30分(+補充講義3時間)かけて丁寧に同書を読み解いていくので、これから民法の勉強をはじめる方や民法に苦手意識を持つ方に最適の講座です。
※基本講義民法の総則と同一の講座です。
民法の基礎1(佐久間毅著)は、初学者でも読み進めていけるように配慮されつつも、小さいフォントを駆使して発展的事柄にも言及するなど、どのようなレベルのユーザーであっても使いやすい素晴らしいテキストです。また、事例も豊富で、同書の事例を読み解くうちに自然と民法の基礎力を養成することができます。
本講座で民法総則の基礎を習得した後も、同書を用いて復習をするうちに、予備試験・司法試験で要求されるレベルを超えることができます。
以上より、最初から最後まで使えるテキストであることから、本講座に同書を使用することにしました。
民法の各見解には、必ずといっていいほど、(a)保護の必要性と(b)負担の正当化の両要素が含まれています。しかし、テキストの記載ではそれらの要素が区別されていないことが多く、並列的に理由を覚えがちです。講義では、その理由がどちらの要素なのかをできる限り明確にしつつ進めていきます。だから、各見解の理由付けの意味を正しく理解することができますし、それを軸として未知なる問題に対応することができます。
民法は1044条の条文と大量の判例法理を中心とした膨大な情報から構成されています。そのため、的確に情報の取捨選択し、効率的に復習をする必要があります。この講義では、コアカリキュラムに準拠して情報を選別し、重要な情報にはマークをするように指摘しながら進めていきます。講義後には、重要な部分にマークをしたテキストが手元に残りますので、より短時間で民法全体を復習することができます。
予備校の基礎講座では、親族相続については財産法と関連のある部分しか解説がなされずに終わります。また、基礎講座段階で条文を確認しないため、基礎講座を終えて次の段階に移行する際に、条文の文言と解釈の乖離に苦労させられます。
この講義では、総則から相続法までの全範囲を、定評のあるテキストに沿ってしっかりと解説をします。また、テキストに引用された条文のほとんどを実際に確認し、どの文言がどのように解釈されているかをお伝えするので、次の段階へスムーズに移行できます。
・これから民法総則の学習をはじめる方
・民法改正後も通用する錯誤の考え方を知りたい方
・110条の「正当な理由」の判断方法がわからない方
・時効の援用権者としての「直接利益を受ける者」の判断方法を知りたい方
≪使用教材≫
佐久間毅『民法の基礎(1)総則〔第3版〕』
≪講義時間数≫
約13時間30分(+補充講義3時間)
≪価格≫
14,800円
・基本書で学ぶ民法セット(基本講義民法セット)
・民法の基礎2(佐久間毅著)で学ぶ民法―物権
・民法講義3(松井宏興著)で学ぶ民法―担保物権
・民法講義4(松井宏興著)で学ぶ民法―債権総論
・基本講義6-1(潮見佳男著)で学ぶ民法―債権各論Ⅰ 契約法・事務管理・不当利得
・基本講義6-2(潮見佳男著)で学ぶ民法―債権各論Ⅱ 不法行為
・LegalQUEST民法Ⅵ(前田陽一ほか著)で学ぶ民法―親族・相続
講義時間:
約15時間
配信状況:
全講義配信中
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