本講義は、豊田大将先生の司法試験本試験の倒産法過去問講義(平成18年~令和2年は製本テキスト、令和3年はPDFでのテキスト対応)です。通常の過去問講義と異なり、過去問を通して"試験対策"としての倒産法の理解の助けになるための講義です。
こんな悩みありませんか?
・倒産法は知識が膨大でカバーするのが大変
・"試験対策"としての倒産法の良い基本書がない
・基本書で独学しようとするとどうしても終わらない
倒産法は労働法と並ぶ広範囲の知識量が求められる科目です。
にもかかわらず、受験生が多い割には試験対策に特化した基本書がなく、そういった意味ではコスパはあまり良くない科目のように思えます。
それでも倒産法をコスパよく学習するポイントはいくつかあります。
倒産法の試験範囲は、破産法や民事再生法などの法律ですが、これらの法律は、民法や民事訴訟法、場合によっては会社法などの民事系科目の知識を前提としています。そのため、民事系科目の知識をしっかりと押さえていれば、その知識をそのまま利用することが可能になり、倒産法を1から学習をする必要が低くなります。
倒産法は、条文数で換算すると破産法が277条・民事再生法が266条と、合計500条超えの広範囲といえる量が出題範囲になります。もっとも、実は出題される範囲というのは限られている上に、過去問がリメイクされて同じ論点・同じ条文のあてはめが問われていたりします。
たとえば、令和3年度司法試験本試験倒産法の第1問は、平成25年などの過去の倒産法問題の詰め合わせのような問題です。
つまり、過去問をきちんとやっていれば、処理できる問題だったのです。
独学で倒産法対策をする場合、範囲が膨大だと知識の重要さの優劣つけづらかったり、基本書の記載内容を誤って理解してしまったりしてしまいがちです。
そのため、すべての範囲を正確に覚えるために繰り返し基本書を精読する作業をしなければなりません。そのため、知識をインプットするだけで相当な時間を費やしてしまい、結果として学習時間を大幅に要してしまうということになってしまうのです。
しかし、実は倒産法の知識をすべて覚える必要はないのです。
基本書の各テーマの冒頭に書かれている原則論と条文+過去問の骨組みを理解した上で、さらにいわゆる相場観と呼ばれる暗黙知を理解できれば、倒産法は対処が可能になるのです。
原則論・条文・過去問の骨組み・暗黙知の4点セットをポイントごとに押さえておけば、コスパよく倒産法を習得でき、知識量という物量で勝負する必要はなくなるのです。
本講義は、豊田大将先生による平成18年~令和2年(令和3年は事後で追加予定)の倒産法過去問を素材とした倒産法解説講義です。
過去問を通して、原則論・条文・問題の骨組み・暗黙知の4点を押さえるための講義です。
・倒産法の範囲が広くて学習がなかなか完結しない方
本講義で倒産法のポイントを理解できれば、あなたの学習のどこに力を入れなければならないのかを知ることが可能です。
・過去問演習に抵抗がある方
本講義はいわゆる演習講義ではなく、過去問を通して相場観・倒産法的視点を習得することを目的としたインプット講義に近い講義です。過去に出題された分野が再度問われる傾向が強い科目ですから、本講義を受ければ過去問を知識の一つとして学習することが可能です。
・倒産法の評価が低かった方
倒産法は原則論・条文+過去問の骨組みを理解すると、出題パターンのようなものがあることに気づくことができます。
本講義を受ければ「評価が低かった=知識量が足りないんだ」ではなく「もっとうまく点数を獲るべきだったんだ」と気づくことができます。
・予備試験で選択科目倒産法を考えているけれども時間が中々取れない方
本講義は平成18年~令和2年の過去問を素材としておよそ24時間(令和3年も事後で追加予定)で倒産法のノウハウを解説する講義ですので、時間のない方にもピッタリの講義です。
そんな方に本講義はオススメです。
本講義は司法試験本試験の平成18年~令和2年の倒産法の過去問の解説を行う講義です(令和3年については、事後でPDF+動画で追加予定。)。
一般的に過去問講義は演習講義、アウトプットの教材として捉えられています。しかし、本講義はアウトプット教材としてではなく過去問をインプットの教材として利用することを意識して制作されています。
具体的には、答案例の代わりに思考プロセスのフレームワークをテキストにご用意、問題文を読む→発信条文→問題点の発見→解釈→解決法の手順を解説し、合格者がどのような思考過程・知識を用いるのかを解説していきます(テキストに答案例は附属しません。)。
それだけでなく、条文の前提にある原則論にも言及し解説するため、問題を通して倒産法の趣旨を理解することが可能となっています。
倒産法はその仕組みを理解するファーストステップを踏めば、すんなり理解しやすくなる科目です。
本講義では倒産法の仕組みの解説をするだけでなく、さらにもう一歩、テキストには掲載されない「合格者の暗黙知を言語化する」取組みを行っています。
たとえば、
などのように、本講義を受講すれば、意識的に合格者の相場観を過去問を通して学習することが可能となり、倒産法をコスパよく理解することが可能になります。
本講義はインターネット環境下での動画ストリーミング配信によりご受講いただけます。DVD販売はいたしません。
テキストは製本の上、ご指定のご住所に配送いたします。また、PDFでダウンロードも可能です。
平成18年~令和3年 配信中
講義時間:
24時間程度
配信状況:
全講義配信中
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