本講座は、販売を終了した吉野勲先生『改正民法条文マーキング講義』のリニューアルになります。改正民法部分だけでなく、民法全体の条文をベースに解説を加える講義です。ご受講の際には、お手元に改正民法対応版の六法をご用意ください。
※本講義には、販売を終了した『改正民法条文マーキング講義』の改正部分のみの講義も【旧版】として附属いたします。改正部分のみを参照されたい方は【旧版】をご利用ください。
※2021年7月リリースのため、それ以降の法改正には現段階では未対応のためご了承ください。
2020年民法の改正により、従来使われていた用語が現代にフィットするような修正が行われました。また、新たな用語や概念が追加されています。
このような改正が行われた場合、解釈がまだ固まっていない部分などは出題しづらい傾向にあります。そのため、民法短答式試験も会社法短答式試験同様条文ベースの問題(書いてるか・書いてないか)になる可能性が高いです。
本講座は、吉野勲先生が民法全体の条文を改正部分も含めて解説する講義です。条文をつらつら読み上げるわけではありません。条文中重要な部分や解釈が必要な部分などを解説しつつ、制度全体のわかり易く解説する講座です。
本講座を受ければ、民法の重要部分が確認できるだけでなく、新制度や新用語の理解を定着することができます!
担当講師は吉野勲先生です!吉野先生の本講義は、短答1位合格者をして"秀逸である"と言わしめた実績のある講義です!
今回の改正で注目されるのは
・従来の用語が新しい用語に修正された
・従来解釈に委ねられた部分/判例だった部分が条文化された
これらを押さえるためには、条文を素読することが重要です。
しかし
・条文素読は眠くなる...
・結局変わったことで何をすれば良いのかわからない...
・趣旨が理解できない...
といった悩みがでてきます。
本講座は吉野先生が事前に時間をかけて改正民法を熟読し、参考書籍などに照らした理解を余すことなく解説します。吉野先生の明快な言い回しはそのまま暗記や論文で利用できるものですし、改正されたことでどう対策をとればよいのか、趣旨は何かをはっきりと解説します。
皆さんの中には、民法改正は単に
・新しい用語が出てきただけでしょ?
・解釈や判例が明文化されただけでしょ?
・解釈や判例がルール化されただけだからそこを覚えれば大丈夫だよね?
と考えていらっしゃる方も多いと思います。
実は、今回の改正はそれだけではありません!
新しい用語や従来の解釈や判例が明文化されたのは間違いありませんが、それと同時に、改正が見送られた部分、判例を条文で否定した部分があるのです。
こういった部分は短答式試験だけでなく、論文式試験で出題されてもおかしくありません。改正民法対策の際には、明文化されたところだけでなく、明文化の候補にはあがったけれども明文化が見送られた部分、明文化により否定された部分にも目を向ける必要があるのです。
本講座は、従来の議論が固まった部分、判例が明文化された箇所は当然解説します。
それだけではなく、結局議論が固まらなかった部分・改正が見送られた部分にも言及し、議論が解決されていない部分を明らかにします。
条文で解決された部分とそうでない部分の整理整頓をすることができ、急に問われた際に迷わず解答することが可能になります!
また、判例を否定した条文も指摘しますので、必要な判例・不要な判例の峻別も可能になります!
すでに多くの改正民法関連の書籍が出版されていますが
・各書籍で意見が違うところがある...
・何を頼りにすればよいかわからなくなる...
という方も多いのではないでしょうか。
各書籍は筆者が実務家・学者・立法担当者なのかで、微妙にニュアンスが異なるようです。さらに新たな議論なども出てきています。
そのような部分に惑わされてしますと、結論が出ない答えを探求してしまい時間を食ってしまいます。
皆さんは改正民法の学者になるのではなく、改正民法で試験に合格することが目標のはずです。無闇に複数書籍を購入するのではなく、論点の整理整頓はプロに任せてしまいましょう!
本講座では、吉野先生があらかじめ実務家・学者・立法担当者の有力書籍を熟読、それぞれを比較しながら試験に必要な部分のみを講義中に織り込んで解説します。
本講座を受講すれば、そういった立場の違いによる議論に惑わされることなく、試験に必要な情報のみを習得することが可能です!
本講座は、お手元に六法をご用意いただきご受講いただく形式の講義になります。吉野先生の条文番号や文言の指摘に沿って六法の理解を進めるコンセプトの講義です。もっとも、従来の条文マーキング講義は、画面に条文を映さない形式だったため、都度動画を聞きながら確認するという煩雑さがありました。
2021年7月配信開始予定の『民法条文マーキング講義 極』は条文も画面に映す形式を採用しました。動画で文言を確認しながら煩雑さなく確認することが可能です。
もちろん、音声ダウンロード付きプランもご用意いたします!
※画像は司法試験道場のイメージです。
PCやスマートフォン画面のみでテキスト内容を確認しながらご受講いただけます。 | |
音声ファイル(MP3)を全講義実装しております。 ダウンロード可能ですので、オフライン、移動しながらでもご受講いただけます。 |
インターネット環境下での動画ストリーミング配信です。レジュメ等は附属いたしません。
ご自身の六法をお手元にご用意ください。また、メモなどは適宜六法に書き込む/ノートにまとめるなどはご自身に適した方法でご利用ください。
・音声ダウンロードの有無でプランを選択いただけます。
音声ダウンロード付きプランはMP3形式の音声ファイルをダウンロードいただけます。
現在第1回~第34回(第1050条まで)全回配信中
なお、本講義には、リニューアルされた民法条文マーキング講義/極のほか、【旧版】として販売を終了した「改正民法条文マーキング講義」も附属します。改正部分のみ学習されたい方は【旧版】をご活用ください。
講義時間:
17時間
配信状況:
全講義配信中