令和3年の司法試験本試験の採点実感29ページ目以降を読んでみてください。
このような記載がされています。
労働法は学習範囲が広いことが特徴ですが、基本書をすべて覚えたりすればよいというわけではありません。
労働法の特徴は、学習範囲が広い中でも判例学習のウェイトが重いという点にあるのです。
そのため、タイパよく労働法を学習するのであれば、判例(裁判例)の中でも、過去に司法試験本試験で問われた判例を学習するという方法をとることが1つの方法です。このように学習範囲を過去問から絞るという方法は、労働法を選択するものの、時間がなく選択科目の学習が間に合わないという方におすすめの対策方法です。
step | 推奨のステップ例 |
---|---|
1 | 「絶対的防衛ライン」の確認 「タイパ最強 労働法速習講義」(約11時間)で全体像を把握 |
2 | アウトプットのイメージづくり 「タイパ最強 労働法過去問講義」(約4.5時間)で絶対的防衛ラインの知識を駆使しどのようなアウトプットができるかのイメージを形成 |
3 | アウトプット実践 直近5年分の過去問を本試験と同じ時間条件で解いてみることで、直近の出題傾向をつかみつつ、アウトプット結果とインプット状態との差分を自己分析する |
4 | 残りの過去問の潰し込み まだ解いていない過去問を潰し込み。「タイパ最強 労働法速習講義」で思考プロセスや必須知識は学んでいるため、速習講義に立ち帰りつつ解き進める。 |
5 | 速習講義と過去問の相互ループ |
本講座および労働法過去問講義のコンセプトは「タイムパフォーマンスの良い労働法試験対策」です。
巷では「労働法は予備試験生にはおすすめしない」との声も上がる中、時間のない予備試験生にさえおすすめできる講座として、できうるかぎり時間効率のよくなるようにを意識して本講座シリーズを制作しました。
司法試験 労働法について、選択科目の中では必要な勉強時間が相対的に多いといわれることあります。
他方で、労働法では重要な論点が繰り返し出題されやすい傾向にあるほか、現場思考を問う問題よりは、典型論点・有名判例・主要条文を問うといった問題が少なくありません。
本講義は、司法試験・予備試験で労働法を選択するにあたっての「絶対的防衛ライン」を示すものとして制作しました。講義で使用するテキストも特徴で、司法試験過去問の知識単元を体系的に並び替えました。また、司法試験過去問をベースとすることで、インプットすべき対象を絞っています。本テキストを本試験に持ち込む「まとめテキスト」とすれば、「テキストに元々記載されていた範囲=絶対的防衛ライン」が一目でわかるため、安心して本試験に臨めるはずです。
本講義では、司法試験本試験のあらゆる論点をカバーしています。したがって、本講義を受講することで、労働法の重要な知識を習得することが可能です。また、労働法では、重要な論点が繰り返し出題されているため、複数回出題された論点については重点的に解説をすることを心がけました。
講義中、知識を解説する際には、適宜本試験や出題趣旨・採点実感を参照することで、試験委員が明示した思考プロセスや注意点を言及。アウトプットを意識したインプットを積み重ねていくことが可能です。
他の選択科目と比べ、分量が多い科目だと言われています。
本講義は、たった11時間でほぼすべての労働法過去問の知識範囲を習得できるほか、趣旨規範と考慮要素をインプットすることができ、試験委員が示している思考プロセスや気をつけるべき点もカバーすることができます。
知識をつけ過ぎてしまった方が改めて知識の骨となる「絶対的防衛ライン」を再確認したい場合はもちろん、直前期の備え、本番の持ち込み用まとめ資料の作成、予備試験合格者が本試験までに滑り込むために労働法を選択することにも本講義は最適です。
労働法は民法の特別法です。本講義では適宜過去問の要点も解説しながら、民法条文、特別法としての労働法条文も参照することで、本試験を解く際の実践的な頭の使い方の流れを身につけることができます。また、民法的な思考のフレームにのっとって解説をしていくことで、労働法だけでなく民法への苦手意識のある方も、より民法の理解を深めたい方にもおすすめです。
本講義は、身につけた労働法の知識を本試験の問題を参考にしてアウトプットできるようにトレーニングするための橋渡し講義。
労働法は、インプットの範囲が広いからこそ、知識をインプットすればするほど、いくらでも答案を厚くすることができてしまうという特徴があります。
そのため、受験生の多くがインプットにインプットを重ねたくなる傾向にあり、他方で、本試験の場ではどこまで書こうと急に不安になったり、書きすぎて途中答案になってしまうということも少なくないようです。
本講座は、筆力に頼らなくても合格できる自信を持つこと。「この程度の記述でいいのか」「そのための最小限の知識ってこの程度でいいのか」を実際に捉える感覚を養うことを意識してつくっています。
(1)合格者の思考手順をシャドーイング
インプットからアウトプットへの橋渡しとなる講義
労働法速習講義は、過去問をベースに作られた労働法の絶対的防衛ラインを獲得できる講座でした。
さらに、労働法過去問講義では、可処分時間の限られた受験生が、手っ取り早く労働法アウトプット脳を身につけることをコンセプトとして制作しました。どちらの講義も過去問をベースに作られていることが強みです。
速習講義では過去問の要旨・全体像・防衛ラインである最小限の知識を身につけます。本過去問講義では、問題文の読み方、適示すべき条文、条文構造・条文解釈からスタートします。解答にあたって、インプット講義で身につけた最小限の知識を駆使して解答戦略を立て、実際に頭の中にあるものを出力してみるための実践的トレーニングを講師と一緒に進めていく講座となっています。
(2)労働法は書こうと思えばいくらでも答案を書けてしまう特性のある科目。
そのため、筆力に頼らない!最小限の知識を駆使して合格答案を書きあげる戦術を講義にしました
本講義は、最低限の知識で合格水準の答案を書き切る力を身につけることをコンセプトに制作しました。合格するためには「どれくらいを目指せばいいのか」を見極めることもできるはずです。
実際に、労働法は、憲法や行政法のようにそもそも抽象的な定めの多い法であることもあって、知識をインプットしていればいるほど、いくらでも答案をかけてしまう特性のある科目です。そのため、特に労働法受験生は、知識をたくさんインプットしようという思考の罠に陥りがちです。
他の受験生が自信をもって書けるところ/書けないところの見極めを行い、他の受験生がかけるところを落とさないことが最も大きなポイントです。本講義は、完璧な答案を書くことを目的とするものではありません。本講義を活用することで、合格水準の一般的な受験生がわかる範囲の知識を駆使し、合格水準の答案を堅実に書き切るための思考方法や答案戦術を身につけてください。また、ここで身に付く戦術は、法律基本科目の論文試験においても有益です。
戦術の一例として、過去問でよく出ている論点は厚く、そうでないところは薄く書くといった方法もおすすめです(労働法速習講義テキストでは、よく出ている箇所がわかりやすいテキスト構造になっています)。
また、付属の答案例は「23行 × 30文字」4枚で記述。1行あたりもっと多くの文字数を織り込む受験生も少なくないが、大きな字で余裕のある紙幅の使い方で設計することで、筆力に頼らなくても合格水準の答案を記述できるように配慮しました。
※ 答案例は司法試験・平成30年から令和4年までの5年分が付属しています。
(3)問題分析→条文検討→解答方針→解答設計→解答
本講義では、「問題分析→条文検討→解答方針→解答設計→解答の解説」という流れで5年間の過去問を見ていきます。
受験生が本試験に向き合うときの具体的な思考の流れを、解答者の「悩み」や解答戦術を検討しながら進めていきます。そのため、よくある「最短思考的」な答案例への向き合い方ではなく、受験生が実際に本試験会場で体験することになる検討過程を追体験することが可能です。
サンプル資料 サンプル資料 判例索引 |
|
音声 |
テキスト |
サンプルテキスト |
講義タイトル |
講義時間 |
視聴期限 |
---|---|---|
タイパ最強 労働法速習講義 |
約11時間(全15回) |
2026年1月31日 |
タイパ最強 労働法過去問講義 |
約4.5時間(全10回、5年分・10問) |
2026年1月31日 |
|
テキストはPDFファイルでダウンロードいただけます。製本・配送は実施いたしません。 |
|
本講座はMP3形式での音声ファイルでご受講いただけます。 |
講義時間:
11時間
配信状況:
全講義配信中
カリキュラムはありません。