多くの受験生が「得意だと思っていた刑事系科目」で、答案を書く段階でつまずいてしまうことが少なくありません。
特に、インプットを終えた後のアウトプットに移行する際に、具体的な「答案の型」や「思考の流れを答案上で表現する方法」がわからず、挫折してしまうケースもあります。
刑事系科目で高得点を取るには、「インプット」と「アウトプット」をスムーズにつなげることが重要です。しかし、これが意外にも多くの受験生にとって難しい課題となっています。
この講座のコンセプトはまさにここにあります。
「"あえて"フルスケール答案(現実的に試験会場で書ける内容、分量なのかはさておき、素直に問題文と向き合った答案)をベースに解説することで、インプットとアウトプットの谷間を埋める」ことができるように解説しています。
②-1:答案の型は理解しているものの、思考の流れを答案上で表現できない方
②-2:答案例を確認すると、頭の中で理解していることばかりなのに、答案の点数は伸びない方
⇒どういう思考で答案を作っていけばいいのかを学ぶことができます。
現場で書けるくらい「省力化」した答案は溢れています。
しかし、「省力化」とは、何でもかんでも書かない、短くするということではありません。それでは点数がついてきません。大事なのは、「重要なところは正面から書く」「それほどでもないところは書かない」といったメリハリ付けです。
本講座では、あえてフルスケールで書かれたものから考えることで、なにがなぜ重要なのか(メリハリ)を学ぶことができます。
また、最大の強みは、国木講師自身も"理想に近い"というほどの緻密なあてはめです。
刑事系答案は「事実の評価」次第で点数が大きく異なる科目です。
しかも、予備試験では司法試験と異なり、無駄な事実はほとんどなく事実を使い切ることが理想像になります。
本講座で、「事実の適示方法」「評価の仕方」「表現のフレームワーク」を身に付ければ、「あてはめ」で困るということはなくなります。
平成29年司法試験刑事系1位合格者である国木先生が作成した答案例を通じ、法律問題の解き方や答案作成のコツを学ぶことができます。
・行為の特定
・問題提起
・論点解説
・事実評価(あてはめ)の方法
これらを学ぶことで、刑事系TOP合格の合格者の表現力が身につき、答案を自分の言葉で書くための土台を構築できるようになります。
本講座では、あえてフルスケールに近い答案を用意しています。フルスケール答案を通じて、インプットした知識を答案にどう落とし込むかを具体的に学べます。
これにより、以下のような疑問や不安を解消できます。
「なぜ規範が省略されているのか?」
「あてはめが不十分なのでは?」
詳細で丁寧な答案例をベースに学ぶことで、これから答案を書き始める受験生が、答案の型を確実に身につけることができます。
特に、刑法は答案の型がはっきりしているため、「問題提起→規範→あてはめ→結論」の流れや「構成要件→違法性阻却→責任阻却」という基礎の流れを習得できるようになるのです。
本講座には、刑法総論の論証例がオプションとして附属します。
予備試験の過去問解説と併せて、刑法を「得意科目」にするための強力なツールになります!
大枠を予備試験過去問で把握しておけば、現場で焦らず、何をどこまで書けばいいのか自信をもって臨めます。
本講座で、思考を整理し、説得力のある「答案作成力」を身につけて、「刑事系科目」を武器にしましょう!
①刑法・刑事訴訟法セットプラン:32,800円(税込)
②刑法プラン:21,500円(税込)
③刑事訴訟法プラン:21,500円(税込)
講義時間:
約17時間51分
配信状況:
全講義配信中
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