本講座は剛力大先生が予備試験行政法でA評価を獲得した秘訣を、予備試験行政法平成23年~令和2年の論文過去問を用いて解説する講座です。
・行政法論文対策のやり方がわからない…
・予備試験行政法論文の本案問題の対策方法を知りたい…
・結局訴訟要件を覚えるだけで対策が終わってしまう…
予備試験行政法の論文対策といえば、多くの受験生は"訴訟要件をまず覚えること"を挙げるでしょう。
しかし、それ以外はどんな対策をしますか?
行政法の判例を覚えますか?出題されそうな法律に目を通しますか?
行政法が他の科目と大きく異なる点は、訴訟要件を書けるようになる以外の定番の対策法があまり確立されていない科目です。
行政法は、せっかく判例を覚えて事前準備したにもかからず、その事前準備が功を奏しづらい科目と言えるでしょう。
剛力先生が行政法の論文対策を始めたのは、予備試験短答試験後の5月下旬からでした。そのため、約2ヶ月の論文対策しかできませんでした。
しかも、他の科目もあるので、行政法の論文対策は実質的に1ヶ月程度しかしていません。
そんな状況で、剛力先生は行政法論文の出題傾向に気付いたのです。
・結局知識が直接問われるのは訴訟要件の部分だけであること
・その訴訟要件も重要判例以外は現場の思考勝負であること
・本案の問題は現場思考型の出題が多く、事前準備が困難であること
・その本案の問題も問題文にヒントがあること
・むしろ訓練すべきはヒントの見つけ方と従い方、問題文の誘導を答案に反映させる方法であること
そこで、訴訟要件以外の知識は裁量の判断枠組みなど基礎的な知識を付けるだけと割り切り、徹底して過去問の出題傾向を分析することに集中しました。結果、訴訟要件の知識+過去問の分析のみで見事予備試験論文行政法でA評価を獲得しました。
本講座はそんな最強コスパで高評価をたたき出した剛力先生の過去問分析から、行政法でコスパよく評価を上げるためのノウハウを提供する講座です。
近年の予備試験行政法の論文問題は設問が2つ用意され、1つは事前準備が難しい本案の問題、もう1つは事前準備が可能な訴訟要件の問題が出題される傾向にあります。
本講座はそれを念頭に、平成23年~令和2年度の予備試験行政法論文問題+各年度の答案例(剛力先生オリジナル)を使って行政法論文の解き方、事前に対策し意識しておくべき事項を解説する講座です。
事前に覚えるための知識を解説するのではなく、問題文のどこを読み、どんなヒントに気付くべきなのかの視点を提供し、コスパよく行政法論文対策をする講座です。
問題文からヒントを見つける視点をつかめれば、本案問題でも何を書けばいいのかの手がかりを得ることができる!
行政法論文で受験生が最も事前準備に困るのが本案の問題です。武装した知識が全く的外れになるような出題が近年多いため、多くの受験生が"現場勝負"を強いられている部分です。しかし、行政法論文問題では多くのヒントが隠されています。
本講座は、問題文や設問文に隠されたヒントを剛力先生がどう見つけたのかを実際の過去問を用いて解説します。
たとえば、問題文における「当事者の生の主張や意見」が記載されている部分は、設問を解く際の重要なヒントになりやすいです。
本講座を受講すれば、本案問題での意識づけ、問題文からのヒントの見つけ方の視点を得ることが可能になります。
事前準備可能な訴訟要件でも出題傾向をつかめば、思考のポイントがわかる!論点漏らしを防止できる!
本講座では、訴訟要件の問題も当然扱います。
多くの受験生が事前に準備してくる分野ですから、本講座ではさらに進んで訴訟要件の肝である個別法解釈のポイントと問題文に隠されたヒントの見つけ方を解説します。
たとえば、個別法解釈のポイントでは「一連の手続が続いているのであれば、その一連の流れで法的効果が生じやすい部分をまず見つけること」など、多く出題されている傾向について解説し、問題文の隠されたヒントでは「訴訟選択について問われている設問文で「仮の救済は検討しなくてよい。」と明示されていない場合、仮の救済の必要性については一度考えたほうがいい」などの解説を加えています。
本講座を受講すれば、訴訟要件検討の際に迷わず確認するべきポイントをチェックすることができ、相対的に落ちない答案を作成し、論点漏らしを防止することが可能になります。
講師オリジナル答案例で問題提起からあてはめまで参考にできる!
行政法答案は一定の形式、自分なりのルールで書くことができれば比較的書きやすくなる科目です。
そこで、本講座では、剛力先生オリジナルの答案例もPDFファイルでダウンロード可能です(製本・配送は行いません)。短期合格者である剛力先生の答案例で書き方のルールを学ぶことができれば、行政法答案の書き方のヒントを得ることが可能です。
インターネット環境下での、ストリーミング動画配信でご受講いただけます。
レジュメ(答案例)はPDF形式でダウンロードが可能です。製本配送は実施いたしません。
予備試験過去問の問題文を使用しますが、レジュメには附属しておりません。問題文は法務省よりダウンロードまたはご自身でご準備ください。
第1回:平成23年~第10回:令和2年 全回配信中
講義時間:
6時間程度
配信状況:
全講義配信中
おすすめコメントはありません。