5時間程度
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ランキング本講義は、令和2年度司法試験の採点実感を用いて、合格答案に必要な要素や注意点を解説し、本番での答案作成能力向上を補助することを目的とする講義です。
司法試験は相対評価の試験であり、論文試験においては「みんなが書けること」を書けば守れるということが定説として言われています。これは間違いないでしょう。
しかし、「みんなが書けること」の基準は人それぞれで、一律ではありません。
もちろん、司法試験の論文試験において絶対的な客観的基準は存在しませんが、それでも「みんなが書けること」の基準で答案を書くとなると、答案の力の入れどころを明確することが難しくなってしまいます。
採点実感は、この答案の力の入れどころを知るための客観的な資料になります。
試験委員が示す指標に沿って本番でも答案を作成することで、独りよがりな答案になることを避けることができるのです。
それだけでなく、採点実感を分析する意義は、事前に出題を想定した準備ができることにあります。
たとえば、憲法であれば「判例の言及方法」、民法であれば「現場思考型の問題への対応方法・落とし所」、刑法であれば「罪責を検討しつつ問いに答えること」
といった、テクニカルなものではありますが、こういった出題がありうることを想定して、事前に意識・準備しておくだけで、本番での対応時間が短縮され、さらに答案の評価が劇的に変わる可能性があるのです。
採点実感はこのように、合格点を獲るための事前準備をする資料としては必須のものになり、多くの合格者が分析をして試験本番に臨んでいます。
とはいえ、令和2年度(昨年度)司法試験の採点実感は令和3年3月下旬という例年になく遅いタイミングで公開されました。直前期のこの時期に分析する余裕がある受験生は多くないでしょう。
また、実際に分析したとしてもその分析結果が本当に適切なのかという裏を獲るのも一苦労になるでしょう。
そこで、BEXAでは、令和2年度司法試験の採点実感を題材として、基本7科目(憲法・行政法・民法・商法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法)の採点実感を分析する講義を配信します。
講師は、平成29年度司法試験公法系TOP合格の愛川拓巳先生、令和2年度司法試験民事系TOP合格の大瀧瑞樹先生、平成29年度司法試験刑事系TOP合格の国木正先生が担当されます!各系統別で、科目特性に沿って解説をします!
この講義は、採点実感をTOP合格者が受験生の「代わりに分析する」講座です。
事前に令和2年度司法試験の論文試験を解いた上でご受講いただければ、高い学習効果が望めます。
公法系は、自身の見解を書くことに重点が置かれていますが、その中でも試験委員が書いてほしい要素は存在します。
この講義では、採点実感から試験委員が書いてほしい意図を導くことで、公法系答案のフレームワークを導きます。
憲法(一部抜粋)/判例への言及方法と審査基準論
音声サンプル
民事系は、①何をどう書くのかのバランス感覚が重要であり、加えて、②現場思考の問題への対処が必要になります。
この講義では、①みんなが書けることを「どう書くか」を念頭において、「優秀」「良好」「一応の水準」「不良」の基準をそれぞれ解説し、さらに、②令和2年民事系1位の大瀧瑞樹先生が実際に現場で考えた思考プロセスを解説することで、民事系答案の落とし所といわゆる「良い答案」を作るためのエッセンスを見つける手がかりを提供します。
民事訴訟法(一部抜粋)/設問2の現場思考の問題
音声サンプル
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テキスト製本・配送、動画配信は行いません。
公法系:憲法・行政法 配信中
民事系:民法・商法・民事訴訟法 配信中
刑事系:刑法・刑事訴訟法 配信中
講義時間:
5時間程度
配信状況:
全講義配信中
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