憧れの弁護士資格が欲しい!
検察官になって正義を実現するヒーローになりたい!
公正な判断をする裁判官になりたい!
でも、難関と言われる「司法試験合格」までたどり着くのは大変…
何年もチャレンジしても合格ないかもしれない…
東大や京大の学生だって合格できないのに自分には無理だ…
そう思って、諦めてしまっている方もいるかもしれません。
しかし、実は司法試験というのは、誰もが合格できないような試験ではなく、とある「コツ」をつかんでしまえば、合格までの道のりは、そんなに遠い話ではないのです!
司法試験や予備試験に合格する「コツ」は、ずばり「法的思考力」を鍛えることです。
「合格するためには六法全書を覚える必要がある」なんてウワサもありますが、実際には六法全書は、試験中に配布されるため、これらを覚えている必要など一切ありません。
「法的思考力」とは、与えられた具体的な事例問題という「オーダー」に対し、手元にある六法全書の条文や、裁判所の過去の判断(判例)を「材料」に、パズルを1つ1つ解いて「調理」をする能力のことです。
つまり、みなさんが必要なのは、
「どこにどんな条文があるのか」
「なぜ、条文はそんなルールを決めたのか」
「ある事件のとき、裁判所はどんな判断をしたのか」
「裁判所は、なぜそんな判断をしたのか」
「裁判所の判断のダメなところはどこか」
といったことなのであり、すべての条文を暗記することではないのです。
これらの「材料」があれば、あとは「法的思考力」を駆使して、目の前の事案を「調理」するだけです。
そのため、そもそも「材料」を持っていない人は「材料」を集める必要がありますし、「材料」を持っているだけでも合格はできず、実際の「調理」に何度も何度もトライしなければなりません。
今回は、5月17日から21日に実施されたばかりの平成29年司法試験を題材に、実際に司法試験を解いて見せます。
科目は、憲法と刑事訴訟法の2科目ですが、最速でハイクオリティな解説を参加者限定でコッソリお伝えします!
予習は一切不要です。この問題を解くために必要な「材料」は、講義の中で1からお教えします。
講演会では、その「材料」をもとに、実務家ならば、どのような「調理」をするのかを披露します。みなさんは、その「調理」の方法に注目をしてください。
「調理」を担当するのは、BEXAでおなじみの伊藤たける先生(弁護士、関西大学法科大学院非常勤講師、広島大学法科大学院客員准教授)です。
伊藤先生は、『基本憲法Ⅰ』(日本評論社)や『受験新報』(法学書院)での連載など、憲法を中心とした公法系を得意としている一方で、季刊刑事弁護第14回新人賞(最優秀賞)を受賞されるなど、刑事弁護にも取り組んでいる実力派です。
どうすればプロのような「調理」ができるのか?
今回は、プロの「調理」をできるようになるために、受験生がどのような勉強をすればいいのかについて、大学教授の先生方に大いに語っていただきます。
憲法は、『基本憲法Ⅰ』や『事例研究憲法』(いずれも日本評論社)など、司法試験受験生ならば誰もが知っている書籍の著者である、木下智史先生(関西大学法科大学院教授)にスペシャルゲストとしてご来場いただきます。
刑事訴訟法は、慶應義塾大学で長年教鞭をとられ、司法試験予備校での講義経験もあるなど、多数の合格者を輩出している、安冨潔先生(京都産業大学法教育総合センター長)にご来場いただきます。
コーディネーターは、伊藤たける先生で、元受験生の立場から、予備校の利用方法、法科大学院のメリットなど、さまざまな切り口からお話を引き出していただきます!
平成29年5月27日(土)午後12時30分受付開始、13時スタート
京都産業大学むすびわざ館 3B教室
京都駅から1駅の丹波口駅 徒歩4分/阪急大宮駅 徒歩7分/京福 四条大宮駅 徒歩7分
参加無料・予約不要
※定員150名を超えた場合は立ち見となります。予めご了承ください。
※当日は、平成29年司法試験論文式(公法系第1問、刑事系第2問)の問題文を印刷の上、お持ちください。また、問題文の内容を一読しておくと、講義がスムーズに受講できます。
ダウンロードはこちらから!
午後1時~午後1時30分:法律の学び方ガイダンス(担当:伊藤建先生・弁護士)
(15分休憩)
午後1時45分~午後3時15分:刑事訴訟法の学び方―平成29年司法試験を題材に(担当:安冨潔先生・京産大法教育総合センター長)
(15分休憩)
午後3時30分~午後5時:憲法の学び方―平成29年司法試験を題材に(担当:木下智史先生・関西大学法科大学院教授)
木下智史
関西大学大学院法務研究科教授。京都大学大学院法学研究科博士課程所定単位取得後退学。著書の『基本憲法』や『事例研究憲法』などは、司法試験受験生やロースクール生のみならず、大学生にも愛用されている。
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