添削を受けた経験がある方であれば
・この論点は触れておきたかった
・この事実は重要だから書くべき
なんて一度は評価されたことがあるのではないでしょうか。
他者による添削は自分では気付けない客観的な視点で答案を見てもらうことが可能であり有益なものなのは間違いありません。
もっとも、「あの論点が書けていなかった」「この事実を挙げてなかった」という指摘を受けて「次は気を付けよう」で終わってしまうことはおすすめしません。
試験時間は限られています。書くことを増やすということは、それだけ書く時間が増える、思考時間が増えるということを意味します。実はこれは実践的ではありません(試験を経験された受験生は理解できるでしょう)。
厳密に言えば、書くことを増やすだけでは不十分であり、書くことを増やすのであれば、同時にどこを減らす・削るのかを分析しなければ、実践的な自己添削ができたとは言えません。
物理的にすべてを書くことは不可能に近いのですから、いかに不要な部分を削って答案を「まとめるか」が答案作成の肝になってくるのです。
実はこの「まとめる」力を養うことは、他者添削では中々身に付けることが難しいです。自分で自覚し、実践することが養う効果的な方法なのです。
本講座は、約40分で他者に頼らず自分自身での添削(=自己添削)の視点、意識すべきポイントを提供する講座です。
意識すればすぐに活用できる文章構造の再確認をするだけでなく、書くべき事項を減らすポイントを令和4年司法試験本試験の受験生答案を用いて解説します。
本講座を受講すれば、直前期でも自己添削により自身の答案を再評価し、改善点を見つけることができます。最後まで答案作成力を磨くことを諦めない受験生の一助になればと、今回は登録者全員無料で受講いただけます。
・時間内に答案を書き切ることができない
・1点でも論文の評価を上げたい
・ナンバリングやラベリングに自信がない
本講座はインターネット環境下での動画ストリーミング配信でご受講いただく形式です。テキストは動画中に表示されますが、PDFでもダウンロード可能です。製本テキスト配送や音声ダウンロードは対応しておりません。
講義時間:
約0時間43分
配信状況:
全講義配信中
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