
基礎講座や問題集をやっているうちに、つい「条文は後でいいや」と後回しにしてしまう
── そんな受験生はとても多いです。
本講座は、条文をつらつら読み上げるわけではありません。
条文で重要な部分や解釈が必要な部分などを解説しつつ、制度全体のわかり易く解説する講座です。
単なる暗記ではなく、条文の趣旨や位置づけを理解することで、
素読の苦手意識を解消。条文を読むこと自体が思考訓練になります。
また、民法は、度重なる改正で判例や論点として覚えていた部分が条文化されるケースが増え、短答式は年々条文寄りの出題になってきています。
論文でも、条文構成を踏まえた答案が書けなければ上位合格は難しくなっています。
特に、「条文・判例・学説」が三位一体。
条文を抜きにしては、知識がバラバラに崩れてしまいます。
「わかったつもり」から脱却するには、条文を軸に据えた学びが欠かせません。
つまり、民法の重要部分が確認できるだけでなく、新制度や新用語の理解を定着することができるのが「吉野勲の条文マーキング」です!
条文は、すべての事案に通じる法律学習の“地図”。
この地図を読めないままでは、どんな論点も「見たことのない風景」にしか見えません。
「なぜこの条文があるのか」「判例や学説とどう関わるのか」を、吉野勲講師が丁寧に解説します。
また、改正前後の違いを指摘しながら、改正法の立法趣旨等につき説明を加えていきます。
さらに、令和8年施行予定・親族法(親権)の改正条文にも全面対応しています。
改正が相次ぐ民法において、「自分の知識が最新なのか不安」という受験生でも、安心して“いまの民法”を理解できる内容になっています。
民法が改正され、司法試験・予備試験がCBT(Computer Based Testing)形式へと移行する中で、 合否を分けるカギは「条文検索能力」にあります。
CBTでは、紙の六法や判例集を手元でめくるのではなく、パソコン画面上の条文の検索窓を使って参照します。そのため、一覧性が低下し、一度に見られる範囲も限られるため、「どの条文を探すべきか」という“あたり”をつける力が求められるのです。
また、判例や論点として覚えていた部分が条文化されるケースも増え、短答も論文も、いまや「条文を探し、どのケースで、どの条文を使うのか」が勝負になります。
紙よりもデジタルの方が視覚的に探しづらく、キーワードが思い浮かばなければ検索すら機能しません。
一方で、条文の構造を理解し、「この論点なら、あの条文のあの文言だ」と瞬時に思い浮かぶ人は、「瞬発力」で検索機能を“使いこなして”、圧倒的なスピードで答案を構成できます。
※【補足情報】「令和8年の司法試験の試験用法文については、画面上で閲覧できる機能に加えて、紙媒体で配布する予定とします。それ以降に実施する試験(令和8年の司法試験予備試験を含む。)の試験用法文については、引き続き検討中です。 」
(法務省より「CBT方式による試験導入に関するQ&A」)
CBT形式では、条文を思い浮かべる瞬発力=検索力が得点を左右します。
本講座では、条文構造を理解し、「どの論点がどの条文に帰着するのか」を感覚的に把握。
検索キーワードの発想力と、条文を使いこなすスピード思考が身につきます。
令和改正(施行予定分を含む)までを完全フォロー。
判例を否定した条文や明文化された要件など、改正の線引きを整理することで、「自分の知識が古いかもしれない」という不安を解消し、常に“いまの民法”を学べます。
条文素読の苦手を克服し、暗記ではなく「理解で読む」学習へ。
吉野講師が実務家・学者・立法担当者の三視点を統合して解説するため、条文・判例・学説が体系的につながり、短答・論文・CBTのすべてに通用する“本物の地力”が身につきます。
通勤・家事中etcスキマ時間で耳で聴ける音声講義
重要部分にメリハリをつけた構成
短答1位合格者も認めた秀逸な講義力
条文学習が「続く」「分かる」「伸びる」。
条文の理解を深めることが、そのまま短答、そして論文の底力につながります。
条文を読むのが苦手で、素読を避けてきた方
最新の条文(法改正対応民法)の全体像を、条文ベースで整理したい方
判例や学説を学んでも、条文とのつながりが見えずにモヤモヤしている方
民法の条文が多すぎて、どこから手をつけていいかわからない方
短答・論文のどちらにも通用する、“地力”をつけたい方
「条文を読むのが楽しくなった」「問題文を読む前に条文が浮かぶようになった」 そんな声が、受講生から次々と届いています。
本講座は、六法をお手元に用意して受講する実践型講義です。
吉野講師の解説に合わせて、条文番号や文言を確認しながら六法の理解を深めていきます。
※レジュメなどの配布資料はありませんので、各自で六法をご準備ください
※講義中のポイントは、六法に直接メモを書き込む、またはノートにまとめるなど、ご自身の学習スタイルに合わせてご利用ください
本講座はプランに応じて以下の2種類からお選びいただけます。
①音声ダウンロード付きプラン:講義音声(MP3形式)をダウンロード可能
②音声ダウンロードなしプラン:オンライン視聴専用
・第1回~第9回:配信中
・第10回~第35回(予定):毎週配信(予定)
※12/2(火)配信完了予定
講義時間:
約5時間31分
配信状況:
一部配信中

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