私は長時間机に向かうことが苦手で、1日に集中できる勉強時間は5時間が限界でした。特に短答対策では、周囲の合格者が短時間で問題を解けるのに対し、私は1問に10分以上かかってしまうこともありました。そのたびに「このままでは間に合わない」と焦り、苦手意識がどんどん強くなっていきました。膨大な情報量を扱う「短答パーフェクト」のテキストも合わず、一周することも難しく、時間がかかる割に内容も定着しないと感じました。勉強時間が限られている自分にとって、このままのやり方では合格できないと感じていました。
論文対策でも、「ひたすら答案を書く」という一般的なやり方に固執せず、自分に合った「答案の型を徹底的に理解する勉強法」を選びました。私は答案練習をほとんどせず、代わりに伊藤たける先生の「憲法の流儀」や「行政法の流儀」、国木正先生の「刑法のあてはめはこれだけ!司法試験過去問 完全攻略講義」といった講座を何回か聞いて学習しました。これらの講座では、答案の型や問題文の読み方が丁寧に解説されており、それを頭に叩き込むだけで十分だと判断しました。学校の添削で「読みやすい文章」と評価されていたため、自分の文章力にある程度自信があったのも理由です。過去問や答案練習に時間を割くのではなく、インプットに集中した結果、効率よく合格ラインに到達できました。
短答でも論文でも、自分に合った方法を選び、効率的に学ぶことができたのが合格の秘訣です。私は、長時間机に向かうことが苦手という弱点を受け入れ、隙間時間や音声講座を活用して工夫を重ねました。その結果、司法試験に一発合格することができました。どんな人でも、自分の弱点に向き合い、それに合った方法を選べば、必ず結果を出せると思います。
「自分に合った勉強法」を見つけることで、どんな弱点も乗り越えられます。最後まで自分を信じて頑張ってください!
▼平日
起床時間:授業に合わせて7時~8時
勉強時間:授業を除いて3~4時間
昼寝:1~2時間でリフレッシュ
帰宅時間:21時~23時
▼休日
勉強時間:5時間程度
休息日:週1日は完全に勉強を休む日を設定
科目 | 使用教材 |
---|---|
憲法 | 憲法統治条文マーキング講義(吉野先生) 判例百選出題ランキング講義(伊藤先生) 短答過去問セレクト講座(伊藤先生) 短答パーフェクト |
民法 | 民法条文マーキング講義 極(吉野先生) 担当過去問セレクト講座(豊田先生) 短答パーフェクト |
刑法 | 刑法条文マーキング講義(吉野先生) 短答パーフェクト |
2025年2月12日
役に立った:2