2022年2月8日 BEXA事務局
本試験が近づいてくると、自分の学習方法に自信がなくなってくるときがありますね。
約4ヶ月……まだできることがあります。
そんなときにもっといい教材があるのではないか?と色々と味見したくなりませんか。
司法試験の合格は難しい。だからこそ、難しい教材を効率よくマスターできる「ずるい教材」はないのかと、探しておられる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実は、現在の司法試験に合格するためには、難しい教材は不要です。
むしろ、基礎的な教材を繰り返し学習し、「基礎固め」をすることこそが、合格にとって必要なのです。
リベンジ合格者の多くも、合格した年は「おもしろいと思う勉強ではなく、ひたすら基礎をやっていた」と語っています。
弊社では、BEXAの7万件をこえるデータを元に、販売データやべクサの講師が集計したデータと売れ筋の講義から分析しました。
そこで、伊藤たける先生や剛力先生など講師の観点を加え、適宜実務化をはかった新定番を公開します!
今回は公法系の合格教材の新定番を大公開します。
※次回、刑事系と続きますのでお楽しみにしてください。
★:マスト教材(ほとんどの合格者受験生が取り組んでいる)
◎:不得意だったらやっておいた方が良い教材
◯:やりましょう(時間がなかったらやらなくていい)※滑りそうだったらやった方がいい
△:時間がない人は後回しの教材
✖️:気にしなくていい
多くの受験生は、行政法と刑事訴訟法で失点をしないように足場を固めています。
そのため、行政法をまっさきにできるようにすることが重要。なおかつ、普通の受験生よりも、一歩だけ前に出ればOKです。
論点自体は多くないので、まずは定番教材で差を付けられないところを目指しましょう。
「1.基本書」の定番は『基本行政法』です。
もし、サクハシなどの『基本行政法』以外を既に使っている場合は、買い替える必要はなく、行政法解釈の基礎を用いれば良いです。
かつて定番であった『事例研究行政法』は、過去問数が増えた現在では、やや優先順位が下がります。(アドバンスレベルです)
これに加えて、少しだけ差をつける必要があります。
差をつけるためには、あてはめで差をつけることが大切になってきます。
そのためには、判例をパターン化して学習すると、なお安心です!
そういった意味で、判例は『○』になっています。
→事案と結論をおさえた上で、理由づけをおさえ、そして結局結論に至った過程で重要視された事項は何かを理解することが大切です。