本講義は三輪記子先生オリジナルの行政法の論証集を提供し解説する講義です。
予備試験と司法試験で大きな違いの1つは、試験の性質上合格に求められる条件にあります。
予備試験は「短い時間で簡単な問題(=基本問題)をほぼノーミスで乗り切れるか否か」、司法試験は「長い時間で長文問題をあてはめしながら書き切れるか否か」です。
予備試験行政法の問題は「どこかで見たことがある」という基本問題+αが出題されます。つまり、基本問題をどれだけ多く簡単な問題と感じ、それを短時間で処理し+αに対峙できるかが予備試験突破のカギになるのです。
基本問題の基軸になる論点さえ先に抑えておけば、それだけで予備試験突破のための土台はできるといえるのです。
しかし、行政法は他の科目と異なり、1つの法律で完結せず、基本になる行政3法(行政事件訴訟法・行政手続法・行政不服審査法)に多数の個別法解釈が付いてくるため、特に網羅性が欠けやすい科目です。
「まとめノート」の特徴は発展的な論点・派生論点をとにかく省いて、三輪先生が基礎的・基本的な知識のみを論点⇒論証として列挙している点になります。行政法の基軸になる「土台」部分を網羅的・横断的にさらいます。
これさえ網羅しておけば、ほぼ基本問題はカバーできると言っていいでしょう。
さらに、解説講義では、まとめノートの論点を三輪先生が考慮要素や注意点など、受験生に知っておいてほしい箇所や特に勘違いしやすい箇所を解説します。
まとめノート+解説講義で基本問題の論点を短時間で総まくりしておけば、個別法解釈問題対策に移行することが可能です。
行政法に手が回っていない方にも、これから行政法を学ばれる方にも、短時間・短期間での予備試験行政法突破の条件をクリアすることが可能です!
講義時間:
約5時間
配信状況:
全講義配信中