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未回答の質問
先程の質問について選択肢は4Sと司法試験道場の誤りでした。ちなみに現在、矢島直講師の『上位合格して気づいた 誰も教えてくれなかった本当の合格答案術』を受講中でとても気に入っています。
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2022年8月02日
受講相談です。4Sと王道基礎講座のどちらを選択するべきですか。私は他校生(資格スクエア)です。受講中のインプット講義から過去問演習の間の橋渡しにあたる部分をどちらかの講義で補完する事が目的です。
これについては、最終的には質問者さんの好みで決めて大丈夫です。もっとも、選択に当たって、いくつかヒントを述べたいと思います。

 まず、資格スクエアさんでの受講経験がおありならば、いきなりアウトプットから入ってしまって大丈夫です。この場合は、中村先生の4Sがおススメです。
 4Sはいきなりアウトプットから始まりますが、他校さんで学習された方であれば、かなり余裕を持って受講可能です。そのため、インプットと過去問演習の橋渡しを補完し、かついきなり問題演習に取り組めるのであれば、4Sの方がおススメです。

 他方で、いきなり問題演習は少し不安がある、あるいは知識の確認を丁寧にしたうえで橋渡しをしたいのであれば、吉野先生の王道講座がおススメです。
 吉野先生の講座は、判例を中心に丁寧に知識の説明をしてくれるので、知識の総復習をしながら問題演習ができます。そのため、知識を念入りに復習しつつ橋渡しをしたいというのであれば、王道講座の方がおススメです。

 そのため選択のヒントとしては、①知識はある程度身についていていきなり問題演習に突撃できるのであれば4S、②ある程度知識面も復習しつつ橋渡しをしたいのであれば王道講座、という形になります。
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2022年7月25日
8月31日まで受講可能な4S基礎講座の受講を始めました。全科目は受講が難しい場合には、どの科目を優先すると良いか教えていただけますか?
絞るのであれば上三法(憲、民、刑)から受講するのがいいと思いますがベクサでは伊藤先生の憲法の流儀がたまにセールになっていて評判もいいので憲法は別の機会に回してもいいかと思います。学習効果で民法は非常に有益かと思いますが、分量も多いので時間が限られているとなると、分量的に軽い刑法を完走して、余った時間でできるだけ民法を受講してみる…というのはいかがでしょうか。 (さらに読む)
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2022年7月21日
4Sの受講を先日始めた初学者です。知識0の状態から始めるならば、何か基本書も合わせて読んだ方が良いでしょうか。
少なくとも、ある程度学習が進むまでは基本書の類いは必須ではありません。
 基本書を役立てられるのは、ひと通り予備校教材と短答過去問を学習し、論文過去問にある程度食らいつけるようになってからという場合が多いからです。

 そのため、知識0の状態から始めるのであれば、まずは4S教材だけに絞って取り組みましょう。そして、4S論パタの問題をある程度習得し、短答過去問も過去10年分くらい解き終えた段階であれば、基本書も併せて読むことで理解が深まります。

 もっとも、知識0の状態で不安だという場合に、入門書の類いを読むのはアリです。この場合は、有斐閣ストゥディアから出版されている各科目の入門書や、伊藤真塾長の『伊藤真の入門シリーズ』が比較的おススメです。

 基本書・予備校教材を問わず、ご自身の学習状況に応じて柔軟に学習方法や使用教材を検討していくと、合格可能性がぐんと高まります。
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2022年7月21日
今年の夏、ロースクール受験を控えております。受験に対して不安を感じております。この時期のオススメの対策を教えていただけますか?
まずは過去問の検討をしましょう。過去問の検討を終えているのであれば、受験予定のロースクールの出題範囲を確認して、出題範囲になっている科目や分野のインプットと事例問題を使った問題演習をしてください。
夏のロースクール入試までは時間が限られていると思うので、入試本番から逆算して学習計画を立てるようにしましょう。 (さらに読む)
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2022年7月20日
民法2-3-5・問1前段。 Eの主張に対し、Dは背信的悪意者にあたるため自身が第三者にあたる主張は不可だが、善意の第三者Fから譲り受けたDは背信的悪意者であっても保護されるという解釈は間違いですか?
善意者(本問のF)からの転得者が背信的悪意者(本問のD)である場合、背信的悪意者が善意者を藁人形として利用したのであれば、両者を一体と見て、背信的悪意者は保護されません。
 本問では、Dが事情を知らないFを利用しているので上記の場合に当たり、Dは「第三者」(177条)ではなく、Eは登記なくして工場の移転登記手続請求を行えます。

 これに対し、善意者が藁人形と評価できないときに、善意者からの転得者が背信的悪意者である場合の処理は、『新ハイブリッド民法2 物権・担保物権法』の53頁によると、見解が分かれているようです。
 第1の見解は、背信的悪意者かどうかを個別的に判断するという最判平8.10.29の考えに則り、善意者が対抗要件を具備したとしても、転得者が背信的悪意者である以上は保護されず、登記なくして、転得者たる背信的悪意者に所有権を対抗できるとします。
 第2の見解は、善意者が対抗要件を具備した時点で元の権利者から善意者への物権変動が完全に生じ、背信的悪意者である転得者も権利を承継でき、全くの無権利者となった相手方(本問のDの立場の人)は所有権を主張できないとする見解です。

そのため、善意者からの転得者が背信的悪意者の場合は…
①背信的悪意者が善意者を利用したならば、背信的悪意者を保護しない。
②背信的悪意者が善意者を利用したわけではないならば、背信的悪意者を保護しない見解 
 と保護するという見解が対立する。
という整理になります。
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2022年7月20日
民法2-3-6について。 遺産分割審判では共有物分割請求と同様に価格賠償分割はできないのでしょうか。 具体的には(解答例の703条ではなく)Dが甲を取得し、BCは相続分の現金を取得する方法の是非です。
 これは、遺産分割審判において、Dに甲を取得させ、BCが現金を取得するという手段自体はあり得ると思います。
 
 しかしBCの本当のニーズは、問題文の3~4行目にあるように、甲をDから取り戻して甲に移住するというものです。すると、遺産分割で現金を取得するというのではそのニーズに合いません。また、遺産分割で甲をDに取得させてしまうと、甲に移住するというニーズを完全に諦めることになります。
 他方、703条で賃料相当額を請求するのであれば、甲をDに完全に取得させる訳ではない(BCは移住のために甲の共有持分権を持ったままでいられる)ので、将来的に移住できる可能性もゼロではありません。その点で、遺産分割よりも移住の可能性があるわけです
 
 そのため、遺産分割でDに甲を渡してしまうのは、甲に移住したいというBCのニーズにそぐわないので、答案例では触れていないのだと思います。
 
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2022年7月15日
4S基礎講座を受験しています。今年の口述試験に向けて対策今から始めるとしたらどんなことをすれば良いでしょうか。
口述対策としては、①民法の要件事実、②刑法各論の構成要件、③民訴法と刑訴法の手続の流れと条文知識などを習得していきましょう。
 このうち、優先的に押さえたいのは上記①②です。この2つを口頭で解答できるかで、合否がほぼ決まると思われるからです。
 
 まず、①対策としては、大島眞一先生の『新版 完全講義 民事裁判実務の基礎[入門編]』と『完全講義 民事裁判実務の基礎(上巻)』の2冊を読み、要件事実の知識を押さえていきましょう。そのうえで、口述再現も読めると理想的です。口述再現は、インターネットで「予備試験 口述試験」などのワードで検索すると出てくると思いますので、可能であれば確認しておいてください。
 もし、上記2冊できつければ、司法研修所編の『紛争類型別の要件事実』を先に読んでください。
 
 次に、②対策としては、お手持ちの教材で刑法各論の構成要件が記載されている箇所を、条文を読みながら何度もチェックしておきましょう。細かすぎる犯罪まで見る必要は乏しいですが、賄賂罪や犯人隠避罪・証拠隠滅罪といった、ややマイナーな構成要件まで確認しておきましょう。こちらも同じく、口述再現は要チェックです。

 ③対策としては、4S条解テキストなどで手続の条文を確認しておきましょう。また、民事執行法・民事保全法も確認できると理想的です。
 そのうえで、『基本刑事訴訟法I 手続理解編』や『民事裁判実務の基礎/刑事裁判実務の基礎』という本で、手続知識を網羅しておくと安全だと思います。
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2022年7月14日
予備試験論文試験を受験しました。再現答案は作成する予定です。それと合わせて、完全答案も別に用意した方が良いものなのでしょうか。
 まずは予備試験論文試験おつかれさまでした。
 再現答案はマストだと思いますが、完全答案については余裕があれば作成するということで良いと思います。合格答案については予備校が出しているぶんせき本等で後から仕入れることができるので、ご自身でわざわざ作成する必要性は乏しいからです。
 なお、質問の趣旨とは話が逸れてしまいますが、完全答案を作成するくらいなら予備試験を合格した場合に備えて司法試験過去問を起案する方が優先順位は高いと思います。 (さらに読む)
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2022年7月25日
憲法論パタ2-1-1-8につき、私は22条と21条との複合的人権処理(2-1-1-4で学習)として構成したのですが、答案例のように、厳緩調整要素として用いるにとどめた方がよいのでしょうか。
参考リンク
複合的人権としても誤りではありません。ただ、その場合でも基本的には精神的自由権利としての性質を持つことから、厳格な規制を及ぼす方向で検討することとなるでしょうから、内容的にはさほど変わらないのではないかと思います。 (さらに読む)
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2022年7月08日
論文試験対策をするにあたって、答案構成にかけらる時間は、試験時間のうちどれくらいでしょうか。予備試験・司法試験でそれぞれ異なるかと思いますので、両方お伺いできるとありがたいです。
 答案構成にかけられる時間は、大まかな目安としては、予備・司法ともに試験時間の4分の1~3分の1くらいが相場と言われます。
 
 もっとも、これは科目や問題によって大きく変動します。
 例えば、民法や民訴法で難しい問題が出た場合は、試験時間の半分以上を答案構成に使い、残りの時間で答案を書くという時間配分が正解なケースもあります。この場合は、予備であれば1~1.5枚くらい、司法であれば3~4枚くらいの答案の分量で、十分な合格答案になり得ます。

 他方、刑法や刑訴法で書くべき事項が見えやすい問題の場合は、答案構成を10分前後で終わらせて、予備なら4枚、司法なら8枚近く答案を書くべきケースもあります。この場合は、検討事項をトップスピードで網羅的に記述し、問題文の事実をできる限り拾う必要があるので、結果的に答案の枚数が増え、答案構成にかけられる時間が減ります。

 このように、答案構成の時間としては、予備・司法ともに試験時間の4分の1~3分の1という相場を基本としつつ、問題の特性・難易度によって、長くも短くもする必要があります。
 そのため、日頃の論文学習において、制限時間を設けつつ答案構成を作成する又は答案をフルスケールで書くという訓練を積むことで、答案構成にかける時間を短縮できるようにし、同時に、答案構成なしで記述できる条文や規範のフレーズを増やしていくのがおススメです。
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2022年7月13日
予備試験・司法試験の受験を検討している社会人です。 法律をこれから勉強し始めるのですが、中村先生の4S基礎講座では、論文対策がメインのように見えますが、知識もインプットすることが可能でしょうか。
アウトプット重視の講座ではありますが、論文を解く中で重要知識のインプットも同時にされます。インプットの量という意味ではそれほど多くはないと思いますが、インプットした知識をどう使いこなすのかということを問題を解きながら覚えていくので、結果的に受講後に知識をインプットするときに自分でアウトプットできる形で学習する基礎ができる質の高いインプットと思っていただけば良いのかなと思います。なお、論パタ講義で扱わないような細かい知識については4S条解講義や短答過去問でインプットすることができます。 (さらに読む)
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2022年7月05日
中村先生にお伺いします。 刑訴の逮捕の必要性は、毎度検討した方が良いのでしょうか。
司法試験系の論文式試験では、他の受験生よりも0.1点でも多く得点すべきなので、可能であれば、刑訴法の逮捕の必要性についても、ごく簡単で良いので、検討した方が良いでしょう。

 刑訴法の論文式試験では、逮捕の必要性がメイン事項となることは考えにくいので、逮捕の必要性の検討を落としても、直ちに不合格とはならないです。
 しかし上記で述べたように、論文式試験は0.1点でも多く点数を稼ぐべき試験なので、配点が小さくとも、逮捕の必要性に言及できた方が望ましいです。
 答案に書く分量としては1行くらいで良いので、逮捕の必要性も検討できるように準備しておいた方が理想的です。
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2022年7月13日
4S基礎講座を先日購入しました。基本的な質問で申し訳ございませんが、憲法が順に受講した方が良いのでしょうか。憲法のテキストを見てもあまり理解が出来なかったので他の科目から始めた方が良いでしょうか。
基本的には憲法から順番に受講していくのが無難ではありますが、とっつきやすい科目からでもかまいません。以前4S受講生にアンケートを取ってみたところ人によってバラバラでした。多くの人は自分なりに考えて受講順序を決めているようです。憲法がいまいち理解しづらかったということであれば、事件のイメージが掴みやすい民法や、思考過程がシンプルな刑法から入るのも良いのではないかと思います。下四法は憲法よりも理解しにくいように思うので後からで良いのかなと思います。 (さらに読む)
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2022年7月04日
法学部1年生です。今度初めての期末テストを迎えます。特に民法の物権変動のところが心配です。 オススメの教材や論証集があれば教えてください。
大学の期末試験であれば、期末試験の過去問や答案例、授業で配布されるレジュメ等がおススメの教材になります。ただ、将来的に司法試験や予備試験の受験も考えておられるのであれば、趣旨・規範ハンドブックや工藤北斗の合格論証集(アガルートアカデミー)は受験生のシェアが高いので手元に置いて勉強すると良いと思います。
他方で、期末試験で答案をどう書けば良いのか不安だというのであれば、答案例の付いた短文事例問題集を利用すると良いと思います(ざっと思いつくものとしては、伊藤塾が出している赤本や辰巳のえんしゅう本あたりが挙げられます)。
初めての期末試験、頑張ってください! (さらに読む)
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2022年7月01日
3.上記二つの併用 とどの方法がより良いか悩んでおります。 模範小六法を使用する上では、短答で出た箇所や論文で重要と考える条文・判例に赤・青などの線を引いて学習しているところです。 オススメの方法は
まず、受験生レベルでは、模範小六法までは必須ではありません。はじめのうちは、デイリー六法やポケット六法を使用するのがおススメです。

 そのうえでおススメの方法としては、初学者~中級者段階であれば、テキスト一本に絞って、4S基礎講座の条解テキストに一元化した方が良いと思います。
 条解テキストは、短答・論文で重要な事項を条文単位でまとめているので、最初のうちは条解テキストにマークなどをして学習する方が、知識の海に溺れずに済みます。

 そして、4S論パタ掲載の問題をある程度習得し、短答過去問もひと通り解いてそれなりに正解できるようになった段階で、判例六法かお手持ちの模範小六法を併用するのはアリです。この段階であれば、判例付きの六法も、ある程度メリハリをつけて読みこなせるようになっているからです。

以上をまとめると・・・
①論パタ掲載問題と短答過去問にそれなりに習熟するまでは、4Sテキスト一本に絞って勉強を進めて下さい。この段階で判例付きの六法を使うのは負担が大きいうえ、初学者~中級者段階でいろんな知識に手を出すと、基本事項と短答プロパー事項のメリハリが破綻して混乱状態になるからです。

②ひと通り論パタと短答過去問を習得できたら、判例付き六法も併用して、知識をチェックするのもアリです。基礎事項をある程度習得した段階であれば、自分なりにメリハリをつけて自学できるようになっているので、判例付き六法で知識を増やすことも可能だからです。
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2022年7月01日
現在、模範小六法を使用しているのですが、短答・論文学習をする上で  1.テキスト一本に絞るべきか  2.模範小六法(判例付辞書)一本に絞るべきか  
まず、受験生レベルでは、模範小六法までは必須ではありません。はじめのうちは、デイリー六法やポケット六法を使用するのがおススメです。

 そのうえでおススメの方法としては、初学者~中級者段階であれば、テキスト一本に絞って、4S基礎講座の条解テキストに一元化した方が良いと思います。
 条解テキストは、短答・論文で重要な事項を条文単位でまとめているので、最初のうちは条解テキストにマークなどをして学習する方が、知識の海に溺れずに済みます。

 そして、4S論パタ掲載の問題をある程度習得し、短答過去問もひと通り解いてそれなりに正解できるようになった段階で、判例六法かお手持ちの模範小六法を併用するのはアリです。この段階であれば、判例付きの六法も、ある程度メリハリをつけて読みこなせるようになっているからです。

以上をまとめると・・・
①論パタ掲載問題と短答過去問にそれなりに習熟するまでは、4Sテキスト一本に絞って勉強を進めて下さい。この段階で判例付きの六法を使うのは負担が大きいうえ、初学者~中級者段階でいろんな知識に手を出すと、基本事項と短答プロパー事項のメリハリが破綻して混乱状態になるからです。

②ひと通り論パタと短答過去問を習得できたら、判例付き六法も併用して、知識をチェックするのもアリです。基礎事項をある程度習得した段階であれば、自分なりにメリハリをつけて自学できるようになっているので、判例付き六法で知識を増やすことも可能だからです。
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2022年7月04日
短答試験対策として条解テキストを用いて完答するまで繰り返すつもりです。その繰り返しですが、民法は2冊あるのですが、1冊ずつ繰り返すべきか、2冊まとめて繰り返すか迷っています。
そこは本当に好みが分かれるところかとは思います。一般論としては復習に戻ってくるまでが早い方が記憶が定着しやすいといわれていますし、勉強時間との兼ね合いで、概ね1か月以内に2周目に入れるのであれば2冊まとめてでもよいと思います。逆に2冊まとめてだと2周目までが1か月以上空いてしまうというような感じなら、1冊ずつでもいいのかなと思います。(あるいは、2冊まとめて、不正解部分について1週間ごとに復習するという方法等もあります。)個人的には、1冊ずつでまずは総則等について大まかに理解してから債権や契約各論の問題を解くというのは短答対策としては効果的だと思いますので、まずは1冊ずつやってみて、ある程度不正解の問題数が絞れたら2冊まとめてやる方向で良いのではないかと思います。 (さらに読む)
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2022年6月28日
社会人受験生です。短答過去問潰しと4s論解講義を軸に論文対策をしていこうと考えています。同時並行が難しいですが、4s講座を利用しての短答対策と論文対策の順番や、カリキュラムの良い方法はありますか
参考リンク

 まずは、4S論パタ講義を受講して、条文や思考プロセスに慣れていきましょう。論パタ講義で習う事項は、各科目の幹となる重要事項ですので、ここをしっかりと押さえることが論文だけでなく短答にも活きてきます。
 論パタの受講に際しては、できる限り思考プロセスを意識して取り組みましょう。要するに、「問題文をどのように読み、どんな風に頭を働かせれば書くことを正しく思いつけるか」を意識して、講義を受講してみて下さい。この思考プロセスを意識して問題を解くことで、知識に加えて思考力が育っていきます。


 短答対策としては、論パタ講義の受講が終わった科目から、短答過去問に進むのがベストです。ここでは、短答過去問を1問目から順番に解くよりも、正答率の高い問題(正答率60%以上)から解いてみて下さい。
 短答過去問の中には、基本事項を素直に聞いてくる基礎的な問題と、やや細かいプロパー知識等を問う難しい問題があります。そのため、まずは正答率の高い問題(≒基本事項を素直に聞いてくる基礎的な問題)に絞って演習してください。
 法律の学習はメリハリが重要であり、先に基本事項に絞って演習と記憶を積むことが重要です。基本事項をある程度習得できれば、短答用のプロパー知識を増やすのは難しくありません。
 そのため、4S基礎講座を利用した短答対策としては、まずは論パタ講義を受講してその科目の考え方に慣れ親しんでいただき、受講が終わった科目から短答過去問に進んで、正答率の高い問題→低い問題の順番で過去問を解いていくのがおススメです。


以上をまとめると・・・
1.カリキュラムの進め方としては、最初に論パタ講義を受講して、科目ごとの考え方に慣れていきましょう。ここで習う事項は重要基本事項となりますので、まずは論パタの掲載問題を解けるようになることを目指します。受講に当たっては、思考プロセスをできる限り意識して臨んでください。
 科目の受講順序としては、特にこだわりがなければ、刑法から入るのが比較的オススメです。刑法は処理手順が安定しており、他科目よりもイメージが持ちやすいからです。その後は、可能であれば民法に進みましょう。民法は深くて広い法分野なので、早めに着手できると後がラクになります。他方、もし民法がキツそうであれば、刑訴法に進んでください。

2.上記の論パタ受講と並行して、受講の終わった科目から短答過去問に入ります。上記で述べたように、正答率の高い問題だけを拾って、2~3回繰り返し解きましょう。短答対策はパワープレイという側面があり、短答過去問をできる限り全年度解いて、正解率を100%に上げていく作業が必須です。他方、メリハリが破綻すると知識の海に溺れます。
 そこで、まずは正答率の高い問題だけを解いて、基礎的な知識や考え方を集中的に習得します。1度正解できた問題は、次回以降は解かず、間違えた問題だけを解きましょう。基礎的な問題がひと通り正解できたら(正解率7~8割前後でよいです)、正答率の低い問題を拾って解き、プロパー知識などを習得していきましょう。
 これを繰り返して、短答過去問の正解率を100%まで上げていきます。

3.そして、短答過去問をひと通り解き終わったら、条解講義を受講して下さい。ここでは、条文単位で知識をまとめていきます。短答過去問がある程度頭に入っている状態で受講することで、知識を点から線につなげることができます。
 そのうえで余裕があれば、条解テキストや基本書の類いを通読できると完璧です。テキスト通読では、問題演習で培った知識や考え方をつなげることができます。他方、通読はある程度の問題演習をした状態で行わないと効果が減少します。そのため、ひと通り問題演習をした状態で余裕があれば、テキスト通読で知識や考え方を整理するとさらに効果的です。
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2022年7月04日
4A→Ver3→V4を検討中。論P偏重→J解を六法 として、択一アプリ他使用の際、Pレス学習に連動… 活用を考えて→Ver4で進めたく。アドバイスを戴ければ助かります。
参考リンク
やや質問の趣旨が分かりづらいですが、4A基礎講座から4S3期を受講中で、4期を受講するか検討中ということでしょうか。論パタ講義に偏重しているので、4S条解テキストを六法代わりに択一アプリ等使用の際、論パタを使用せず4期のテキストで学習したいということでしょうか。個人的な意見ですが択一アプリ等は基本的に過去問から問題が出されている(選ばれている)ので、基本的に最新の改正が影響する問題はほとんどないと思われます。したがって、特に短答対策に条解テキストを利用する目的であれば3期のテキストを使用して、改正部分については個別にフォローすることができれば対応可能かとは思います。ただし、重要な試験ですから悔いを残さないように、最新の情報にアップデートしつつ、カウンセリングも活用するということでアップデートすること自体はよいと思います。あとは費用対効果の問題かなと思います。経済的に余裕があればアップデートしてもよいですが余裕がなければ見送ってもいいのかなと思います。 (さらに読む)
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