※司法試験過去問で学ぶシリーズ令和5年解答例追加!
本講義は長年中央大学法科大学院で教鞭をとられていた、弁護士川崎直人先生による、司法試験商法の過去問解説講義です。全ての問題を扱っています(令和3年司法試験商法は答案例のみを配信しております。音声は附属いたしません。)。
論点を指摘して、判例学説を解説し、解説を要約する答案を示すのではなく、実務家の事案分析の視点に基づき、時間制限の中で書ける分量で精度の高い実践的な解答例をつけています。さらに、法科大学院で多数の答案を採点した経験から、採点者が、答案のどの部分に着目して、どのように心証を形成し点差をつける、解答例をもとに具体的に話しています。6割以上(良好レベル)を確保することを目指すものです。
本講義は、後述の「分析シート」と「採点者側の視点を強調した答案例」を用いて、サンプル・プレから平成29年度までの司法試験商法の過去問(※平成30年度も更新予定)を解説します。実務家の視点と元法科大学院教育者の視点の両者の視点から徹底的に分析を行い、分析をしなかった受験生と試験当日大きな"差"を付けられるだけの分析力を身に付けます。
さらに、過去司法試験で頻出の条文(423条、429条、831条)の処理手順を説明し、思考回路の構築を図ります。切り口が少し変わると対処することができない受験生が増えているという現実を踏まえ、これらの条文を使いこなせ精緻化し、初見の問題でも応用が利くほどの習熟を目指します。
論点、見えやすさ、書きやすさの難易度をプレ~平成30年度まで問題ごとにA~Cランクで記載し、対策がどこまで実効性のあるものかを可視化した分析シートを提供します。
多くの答案例は、解答の一例として提供されていますが、どれもなぜその答案が一例足りうるのかを言語化・可視化していません。
本講義は川﨑先生オリジナルの答案例というだけでなく、その答案例を用いてどの表現、構成が評価されるのかまで解説します。
その答案を用いて,採点者がどのように心証を取って,どこで点差をつけるかまでを解説します。
本講座は、法学書院から出版した「司法試験論文過去問演習民法ー実務家の事案分析と答案作成法」の原稿をもとに、本講座を組み立てていることによるものです。
※本講義の受講に書籍は必須ではありません。
本講座は、民法改正を踏まえて従来の司法試験で修正しなければならない点を指摘しています。
たとえば、平成26年司法試験商法では、民法93条ただし書類推適用を書くべき問題がありますが、改正民法は107条で明文化されたため、同問題ではそれを踏まえて答案を書くべきです。
本講座では、一度改正民法前の解説を受講していただき、それと同時に【改正民法対応修正レジュメ】や【改正民法対応修正答案例】でどのように修正しなければならないのか、修正点を解説します。
※レジュメ・答案例両方の修正/レジュメのみの修正の年度がございます。
サンプル問題:レジュメ・答案例の修正
平成20年:レジュメ・答案例の修正
平成22年:レジュメのみの修正
平成24年:レジュメ・答案例の修正
平成26年:レジュメ・答案例の修正
本講座を受講すれば、民法改正を踏まえてどの部分を修正しなければならないのか、どの点に注意しなければならないのかが明確になります!
本講座は、第2版(改正民法未対応版)の講座に改正民法対応版の修正音声講義および修正レジュメを追加する方式を採用しております。第2版+改正民法対応版の構成となっております。そのため、第2版を先にご受講いただき、その上で改正民法対応版の修正音声講義および修正レジュメをご参照いただければ、どこを修正しなければならないのかが、一目瞭然になります。
講師作成のレジュメ、解答例、を使用した音声再生講義となっております。講義はMP3でダウンロードいただけます。
テキスト製本は行いません。
・司法試験商法プレ、サンプル、平成18年度~令和5年度 配信中
・司法試験商法 令和3年度、4年度、5年度は答案例のみを配信(音声は附属いたしません)
講義時間:
12時間程度
配信状況:
全講義配信中
カリキュラムはありません。