本講座は、望月楓太郎先生による平成23年~令和元年の予備試験商法過去問の解説講座です。
・採点実感がなく出題趣旨も短いため分析ができない
・独学で過去問演習する一元教材がない
・問題文を読む視点がわからない
・出題された論点だけ覚えてしまう
司法試験には出題趣旨や採点実感がありますが、予備試験では出題趣旨は短い上に、採点実感がありません。
これらは多くの司法試験受験生が分析資料として利用しており、試験合格への手がかりになっているにもかかわらず、残念ながら予備試験では解答の手がかりすらありません。
何とか合格者の答案例を手に入れても、その合格者がどのような思考プロセスで問題文を読み⇒知識をあてはめ・使い⇒答案に反映させたのかを明らかにすることは困難です。
いざ独学で予備試験突破を目指そうにも、上記のような悩みがあるため過去問演習をしても「本当にこれでいいの?」と歯切れの悪い結果になってしまいます。
それは出題趣旨が短く、採点実感がないがゆえに
・何が問われているかわからない
・問われたことはわかるがどこまで覚えればいいかわからない
・問われたことはわかるがどこまで答えればいいかわからない
この三重苦が原因です。
結局、出題趣旨や採点実感を代用するような一元化教材がなければ、独学での予備試験突破は(多くの時間をかける)非効率な学習に頼らざるを得ないでしょう。
望月楓太郎先生の『予備試験商法過去問思考プロセス講座』は、各年度を①問題編、②解説編、③答案編の3ステップに分け、各ステップでの思考プロセスを解説し、これを一元化することで効果的な予備試験商法演習を実現するための講座です。
取り扱う年度は予備試験商法の平成23年度~令和元年度です。
本講座は、望月先生が各年度の過去問を受講者と一緒に読み上げ、事案の各事実がどのような意味を持つのかをその場で解説し、事実の振り分けを行います。同時に設問からの論点のあたりの付け方も解説します。
特に会社法は、事案の会社がどのような会社なのかにより、請求や訴訟が大きく変わるため、事実の振り分け、着眼点がわかり、本番で大きな読み落としがなくなります。
解説編は、問題編の後にそのまま抽出した論点の解説を行います。
抽出した論点を問題編から続けて解説することで、予備試験で求められている知識レベルがどの程度なのかを実感でき、どこまで覚えなければならないのかの線引きがわかります。
同時にテキストには脚注が付いており、別講座「論文を意識した超インプット講座」のページが記載されています。2つの講座をつなぎ合わせることで派生論点・派生知識も確認することが可能になります。
答案編では、問題編・解説編で解説してきた思考を、実際に落とし込んだ答案を提示し解説します。レジュメの答案は望月先生が書き下ろしたフルスケール答案をベースにします。
そして、講義内ではフルスケール答案の中で重要度の低い部分(点数が低いだろうという部分)を削る作業を一緒に行います。どうしても答案に落とし込むと全部書きたくなる方のために、限られた紙面・時間の中でどこに重点を置いて書けば良いのかの視点を提供します。
音声MP3ファイルをダウンロードしてご受講いただく形式になります。テキストはPDFファイルをダウンロードいただけます。
テキスト製本配送は行いません。
平成23年~令和元年度 配信中
○問題編サンプル
○解説編サンプル①
○解説編サンプル②
○答案編サンプル
講義時間:
8時間程度
配信状況:
全講義配信中
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