司法試験や予備試験の論文式試験は、受験勉強の段階から手を酷使します。
なぜなら、例えば予備試験だけでも10科目ある科目ごとに1,500文字ほどの論文を書き続けなければならないためです。
疲労が溜まって腱鞘炎になったり、たくさん文字を書くうちに文字が擦れて手が汚れてしまったりすることに悩んでいる受験生も少なくありません。
そこで今回は、試験当日はもちろんのこと、論文式試験に向けて毎日のように論文を書く受験生に向けて、おすすめのボールペンを紹介します。
BEXAの人気講師・伊藤先生が使っていたボールペンの紹介や、選び方のアドバイスに加えて、書き心地やにじみにくさの実験もしてみましたので、論文式試験に備えて参考にしてみてくださいね!
【目次】
予備試験・司法試験の論文で使いたいボールペン6選!自分に合ったペンで合格を
1.司法試験・予備試験の論文で使うボールペンの選び方
1-1.疲れにくさ
1-2.滲みにくさ
1-3.コスパの良さ
1-4.ペン先の太さ
2.進化するボールペンの世界!司法試験や予備試験の論文で使うべき6本
2-1.BEXA伊藤先生も使っている!ENERGEL(Pentel)
2-2.手頃な価格で大量消費も怖くない!SARASA(ZEBRA)
2-3.暗記科目にも使えて濃く鮮やかに書ける!SARASA R(ZEBRA)
2-4.書き心地が軽いJETSTREAM(uni)
2-5.文字がブレないbLen(ZEBRA)
2-6.長時間書いても疲れにくいstalogy低粘度油性ボールペン(ニトムズ)
3.おすすめの6本を実際に書き比べてみた!
3-1.比較方法
3-2.検証してみるとペンの個性が浮き彫りに!
3-2-1.発色の良さと太さ
3-2-2.書き心地
3-2-3.滲みにくさ
3-2-4.ペンのノック音
司法試験の論文対策はボールペンにもこだわろう!
論文式試験で使うボールペン選びにはさまざまなポイントがあります。
まずは、論文式試験の当日や勉強で使うボールペン選びのチェックポイントを整理してみましょう。
人によって手の大きさや筆圧などが違うため、ベストなものは変わってきますが、おすすめのペンには共通した特徴もあります。
選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
司法試験や予備試験の当日は、⾧時間答案を書き続けるため、論文式試験の相棒とも言えるペンは 「疲れにくさ」を重視しましょう。
試験当日だけでなく、勉強中に手を酷使して文字を書くのも辛いほど手を痛めてしまう受験生も少なくありません。
そうなる前に、自分に合った疲れにくいボールペンを用意しておくことは重要。
また、試験当日に使うボールペンに慣れておきたいところだからこそ、日頃の勉強でも試験の際に使 うペンと同じものを使うように意識するのがおすすめです。
疲れにくさという観点から考えたとき、チェックするべきは重さやペンの太さです。
ペン軸は太い方が持ちやすく、手を添える部分にラバーグリップがついていると滑りにくくなります。
また、ペン本体が重すぎるものは、⾧時間書き続けると手に負担がかかるので避けるべき。
特に握力 が弱い方や手の筋力が弱い人は、できるだけ軽いものを探してみると良いでしょう。
女性のように手が小さい方は、太いペン軸のものよりも細いペンの方が手にフィットしやすいため使いやすいですよ。
たくさんの文字を書く論文式試験の当日。
答案を書く際に、ペンの文字が滲んで手が汚れないように するためにも、速乾性が高いタイプを選ぶと良いでしょう。
速乾性はメーカーやインクの種類によっても異なりますが、傾向としてインクが出過ぎるペンは滲みやすいため避けたいところです。
【豆知識】ボールペン選びで役立つインクの違い
ボールペンはインクの種類(油性・水性・ゲル)やペン先のチップによって書き心地が大きく変わります。
油性・水性・ゲルインクの違いは次の通り。
・油性……耐水性や速乾性に優れている。滲みにくいのが特徴。
・水性……書き味が軽く、筆圧が弱くても発色良く書ける。⾧時間の筆記にも使いやすい。
・ゲルインク……水性と油性のハイブリッドタイプ。なめらかな書き心地で書きやすい反面、インク
の消費量が早いのが難点。
論文式試験対策の勉強でもボールペンを使う人は、勉強中もボールペンを大量に消費します。
試験当日も、インク切れやペンが壊れてしまったときのために予備のペンを2本以上用意しておきたいところ。
よって、あまり高いボールペンとなると複数本揃えるのはお財布にも負担です。
だからこそ、1本あたりのコストは安いにこしたことはありません。
コスト面を重視してカートリッジインクを取り替えて使うなら、替え芯の価格もチェックしてみましょう。
外出先で勉強しているときにインクが切れてしまったり、試験当日にボールペンを忘れてしまったりしたときのことを考えると、コンビニエンスストアなどでも手に入れやすいペンが理想です。
記事の後半でご紹介する SARASA(ZEBRA)や bLen(ZEBRA)、JETSTREAM(uni)などはコンビニでも売られており、入手しやすいでしょう。
司法試験や予備試験の論文式試験でおすすめなのは、答案用紙の文字が読みやすいペン先の太さが0.5mmか0.7mmのボールペンです。
採点者が読みやすい答案にするためにも、この太さを基準に選んでみましょう。
最近は手帳にも細かく文字が書けるということで線が細いボールペンも人気です。
細いペン先のほうが文字が書きやすいという方もいるかもしれませんが、あまり細すぎると、⾧時間文字を書いているとペン先が紙に引っかかり書きにくさを感じることも。
大量の文字を書くことを想定すると、0.3mm以下の細いペンは避けた方が無難です。
【豆知識】ボールペンのペン先タイプで書き心地もいろいろ
ボールペンのペン先には、コーンチップとパイプチップ、シナジーチップの3タイプがあります。
書き味や特徴もそれぞれ違うので、選ぶ際の参考にしてみましょう。
・コーンチップ……伝統的なボールペンのペン先タイプ。筆圧が強い人でも安定して文字を書け、耐
久性もある。
・パイプチップ……紙との摩擦抵抗が少ないタイプ。なめらかに文字が書けるので手に負担が少な
い。細⾧い筒状のペン先にボールが入れられているため、ペン先が細く細かい字を書きやすい。ま
た、書いている文字が見えやすいのも特徴。
・シナジーチップ……コーンチップとパイプチップの融合タイプ。ゲルインキなど粒子が大きいイン
クでも細い文字が書けるように開発されたペン。耐久性もあり、なめらかな書き心地。
司法試験・予備試験の勉強や、論文式試験当日に使うボールペンを選ぶ際のポイントを整理したら、 実際に色々なボールペンを使い比べて自分に合った1本を探してみましょう。
ここからは、司法試験受験生におすすめのボールペンを、特徴とともにご紹介します。
BEXAの人気講師、伊藤先生もおすすめのペンやポイントも解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
画像出典:ペンテル公式サイト
https://www.pentel.co.jp/products/ballpointpen/energel/
ENERGEL(エナージェル)はBEXAの人気講師、伊藤先生も論文式試験対策で使っていたボールペン。
速乾性のあるエナージェルインクを使っているので、文字がかすれにくいのが特徴です。
伊藤先生がおすすめしている理由の一つが、崩字にしてもしっかりかける書き心地。
ペン本体が程よい重さがあり、ペン先が紙に引っ掛かりません。
紙にペンがカリカリと引っ掛かるのがストレスだと感じている人は、その悩みが解消されるかもしれません。
太さは0.3mm~1.0mmまであり、他のメーカーのものよりも文字が太めなので、0.5mmと0.7mmを書き比べて選んでみましょう。
価格もメーカー小売価格253円とリーズナブル。
大手コンビニでも購入でき、文具コーナーでは専用コーナーが作られているため、どこでも手に入れやすい点も魅力です。
ちなみに、ペンのインク残量がさっと見られるようにしたいなら、ペン軸が透明なエナージェルインフリーもおすすめ。
また、インクの消費が激しく、替えのペンを持ち歩くのが大変なら、エナージェル3色ボールペンのインクをすべて黒にしてしまうという裏技もあります。
【伊藤先生のおすすめポイント】
ENERGEL(エナージェル)はマーカーで消えない、にじまないボールペンです。
司法試験受験生は、 SARASA(サラサ)とENERGELで好みが分かれていますが、私は筆圧が強いのでENERGELの方が合っていました。
こちらの記事も参考に!
【司法試験・予備試験対策】毎日論文を書き続けられる3つの習慣
おすすめボールペンだけでなく、文字の書き方も参考になる伊藤先生のインタビュー記事です。
https://www.bexa.jp/columns/view/444
<スペック情報>
・インクタイプ:エナージェル
・メーカー小売希望価格:253円
・替え芯価格:99円
・太さバリエーション:0.3~1.0mm
https://www.pentel.co.jp/products/ballpointpen/energel/
画像出典:ZEBRA公式サイト
https://www.zebra.co.jp/pro/sarasa/
PentelのENERGEL同様に、司法試験受験生から支持されているボールペンといえば、ZEBRAから発売されているSARASA(サラサ)です。
書き心地が軽く、インクの発色が良いため、筆圧が弱くてもはっきりとした文字が書けるのが特徴。
筆圧が弱くても文字が書けるインクの出やすさも相まって、疲れにくい1本です。
また、こちらもコンビニなどで売られているのが嬉しいところ。
価格もメーカー小売り希望価格が1本110円とリーズナブルです。
<スペック情報>
・インクタイプ:ジェルインク
・メーカー小売希望価格:110円
・替え芯価格:88円
・太さバリエーション:0.5mm、0.7mm
https://www.zebra.co.jp/pro/sarasa/
1つ前で紹介したサラサシリーズの中でも、インクの色が濃く鮮やかに書けるのがSARASA R。
筆圧が弱くて、答案に書く文字をハッキリ書こうと思うと手が疲れてしまう方には、文字が濃く出るSARASA Rがおすすめです。
また、SARASAの書き心地が気に入っていて、論文式試験対策以外にも使いたいという方は、ぜひSARASA Rの赤やオレンジのペンを使ってみましょう。
赤シートで文字を隠せるので、暗記にもぴったりです。
<スペック情報>
・インクタイプ:ジェルインク
・メーカー小売希望価格:110円
・太さバリエーション:0.4mm、0.5mm
https://www.zebra.co.jp/pro/detail/sarasa-r/?tab=lineup_sarasa-r_05
画像出典:uni公式サイト
https://www.mpuni.co.jp/products/ballpoint_pens/jetstream/jetstream/standard.html
粘度の低いゲルインクを使っているため、力を入れなくても書きやすく、⾧時間の筆記でも負担が少 ないJETSTREAM(ジェットストリーム)シリーズ。
手が小さい人は細身のスタンダードなジェットストリームが手にフィットしやすいですよ。
また、書き心地はそのままに、手の負担を少しでもなくしたいなら、ペン軸全体にラバー素材を使っているジェットストリームラバーボディもおすすめです。
ラバーグリップタイプは太さが0.7mmのタ イプしかありませんが、uniの一部の商品なら他の太さの替え芯も適合するので、好みに合わせてカスタマイズしてみるのも良いでしょう。
<スペック情報>
・インクタイプ:油性インク(超・低摩擦ジェットストリームインク)
・メーカー小売希望価格:165円
・替え芯価格:110円
・太さバリエーション:0.38mm、0.5mm、0.7mm、1.0mm
https://www.mpuni.co.jp/products/ballpoint_pens/jetstream/jetstream/standard/sxn_150.html
画像出典:ZEBRA公式サイト
https://www.zebra.co.jp/pro/blen/
たくさん文字を書いていると、ペン先がブレて思ったような線をかけないと感じているなら、筆記振動ブレの制御することに特化して開発されたbLen(ブレン)を試してみてはいかがでしょうか?
ペンの重心を低くするなどして、書いているときに文字がブレにくい工夫が詰め込まれている上に、 価格も安く、コンビニや100円ショップでも手に入るボールペンです。
東京オリンピックの聖火台のデザインを手掛けているデザインオフィス nendoの佐藤オオキ氏がデザインを手掛けているなどスタイリッシュさも魅力。
ノック音が静かなので試験中にも集中しやすい1本です。
ちなみに、インクは、油性と水性インクを7:3で配合したハイブリットタイプ。
滑るような書き心地です。
<スペック情報>
・インクタイプ: ハイブリットインク
・メーカー小売希望価格:165円
・替え芯価格:110円
・太さバリエーション:0.5mm、0.7mm
https://www.zebra.co.jp/pro/blen/
画像出典:stalogy公式サイト
https://stalogy.com/products/015/
止めやハネがある日本の文字が書きやすいペンとして、登場したのが二トムズのstalogy低粘度油性ボールペンです。
価格はメーカー希望小売価格825円(替え芯242円)と他のボールペンと比べると少し高価ですが、ペン軸が全面ラバー素材なので、どこを持っても滑りにくく、⾧時間の筆記にも向いています。
インクの出も良く、滲みにくさは、SARASAと同じくらい。
ただし、軽い筆圧で文字が太く書ける反面インクを大量に使うので、替え芯は必須です。
<スペック情報>
・インクタイプ:低粘度油性インク
・メーカー小売希望価格:825円
・替え芯価格:242円
・太さバリエーション:0.5mm、0.7mm
https://stalogy.com/products/015/
上記で紹介したボールペン6本の滲みにくさや文字の濃さ、蛍光マーカーを引いた際にどうなるか、水濡れ、書き心地などを独自に調査。
それぞれの特徴を比べてみました。
今回比較したのは、
1.書き心地
2.発色の良さや太さ
3.擦れやにじみの具合
4.視認性とペン
5.ノックオンの静かさ
…の5項目です。
今回は、全6本のペンで太さ・発色、擦れ・にじみやすさ、視認性を1枚の紙に書き比べてみました。
こすれ度合いは、書いてすぐに消しゴムで擦った際にどの程度こすれてしまうかをチェック。
文字を書いてすぐに蛍光マーカーを引いた際のにじみ度合いや、水濡れの際のにじみやすさも水を含んだ筆で文字の上をさっと撫でて比較しています。
今回は、司法試験や予備試験の論文式試験でBEXA伊藤先生もおすすめしている太さ0.5mmのボールペンで比較しています。
実際に書いてみると、同じ0.5mmでも書き味や線の出方はペンによって大きく違っています。
まず比較したのは太さや発色の良さ。
最も文字がハッキリと発色良くかけたのは、次の3本。
・ENERGEL(Pentel)
・SARASA R(ZEBRA)
・stalogy低粘度油性ボールペン(ニトムズ)
この3本は、筆圧が軽くても太い文字が書けるため、論文式試験でハッキリと文字を書きたいけれど、強くペンを紙に押し付けて書くのが疲れると感じている人に向いています。
次に検証したのが書き心地です。
これは個人の感覚によるところもありますが、1本ずつ書いてみての所感は次の通り。
・ENERGEL(Pentel)
早く書いてもしっかり丁寧に書いても、文字がはっきり書けました。
ペン先が紙に引っ掛かることもなく、滑りが良い反面、文字を崩して書きがちな人はついつい崩して書く癖がついてしまいそうなくらいサラサラとした書き心地。
ペン自体も程よい重みがあるので、軽かったり細すぎたりするボールペンだと持ちにくくて疲れるという人におすすめです。
・SARASA(ZEBRA)
インクの出が良く、筆や万年筆のようななめらかな書き心地。
持ち手が細く、ペン自体が軽いので、手が大きい人は持ちにくいかもしれません。
・SARASA R(ZEBRA)
SARASAよりもインクの出が良く感じられ、ストレスフリーで書きやすい。
ペンの構造や重さは、SARASAと同様なので、インクの好みの違いで使い分けてみるといいかもしれません。
・JETSTREAM(uni)
カリカリとした嫌な紙への引っかかりがなく、滑らかな書き心地。
今回比較した6本の中では、bLenと並んで細い文字になりました。
文字を書き殴っても、ペン先が紙に引っかかる、反対に滑りすぎてしまうこともなく字が崩れにくいボールペンです。
論文式試験の答案を書く際に、文字を細かく書きたい方や、手が小さい女性に使いやすい1本です。
・bLen(ZEBRA)
比較した6本の中では、最も書く際にペン先と紙で抵抗があるように感じたボールペンで
す。
文字を書く際に、カーブ部分が多少かすれてしまうこともありますが、字が読みにくくなるというほどではありません。
太いペン軸がいいけれど、ペン本体は軽い方が疲れにくいという人には、試験当日にもおすすめかもしれません。
・stalogy低粘度油性ボールペン(ニトムズ)
今回書き比べたボールペンの中では、一番字が太く万年筆のような書き心地の1本です。
ペン軸全体がラバー素材になっているので、ペンを持つ位置に関わらず、滑りにくく疲れに
くいのも特徴。
少し細身のデザインなので、そのあたりは好みが別れるところかもしれません。
書き心地は滑らかです。
ペンの滲みにくさを検証するために、今回は書いた直後に消しゴムで擦る方法に加えて、蛍光マーカーを弾いてみたり、水を含ませた筆で書いた文字を上からなぞってみたりしました。
その結果、最も滲みにくかったのは、次の3本という結果に。
・ENERGEL(Pentel)
・JETSTREAM(uni)
・bLen(ZEBRA)
答案に文字を書いた直後に手が擦れてしまっても、この3本なら比較的文字が擦れて読みにくくなることもないでしょう。
ただし、ENERGEL(Pentel)は水を含ませた筆で水濡れした様子をチェックしたところ少しだけインクが溶け出してしまいました。
手汗が多い人はその点を注意するといいかもしれません。
最後に比較したのが、ペンのノック音です。
試験中に考えがまとまらないと、ついついペンをノックしてしまいがちな人は、周囲への配慮という点からもノック音が静かなものを選びたいところ。
ノックオンが最も静かだったのは、次の2本。
・bLen(ZEBRA)
・stalogy低粘度油性ボールペン(ニトムズ)
また、ENERGEL(Pentel)もノック音が低音なので比較的試験会場で響きにくいでしょう。
大量の文字を長時間書き続けなければいけない司法試験や予備試験の論文。
使用するボールペンが合否を左右すると言っても過言ではないかもしれません。
一言でボールペンと言っても、メーカーやインクの種類によってもその個性は豊か。
自分に合ったボールペンと出会えれば、答案を書く際に疲労度が軽減されて、合格へと一歩近づけるはずです。
今回の比較記事が少しでも、司法試験・予備試験受験生の合格を勝ち取る助けになれば幸いです。
気になるボールペンを試しながら、自分の手に合う1本を見つけてみてくださいね!
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文::松本 有為子(リベルタ)
編集:カワムラルイ(リベルタ)
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2023年8月29日 伊藤たける
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