2022 BEXA講座アワード
最も革新的な講座賞 受賞
これまでの短答合格率の推移としては、以下のようになっています。
令和1年 89.0%
令和2年 82.5%
令和3年 78.9%
令和4年 81.4%
しかし、法科大学院在学中受験が認められることになり、合格率が変動する可能性があります。
令和5年司法試験から、新たに、法科大学院の課程に在学する者であって、一定の要件を満たした者についても、司法試験を受験できることになりました。
(法務省サイトより引用)
https://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji08_00097.html#Q2
つまり、来年度からは法科大学院の在学中も受験生に加わります。
そのため、受験者数も増えるため、競争率がさらに高まります。
司法試験は、短答式試験と論文式試験の総合得点で合否が決まります。しかし、短答式試験には足切りラインがあります。このラインを超えて短答式試験に合格しないと、論文式試験が採点されず、頑張って答案を書いたにもかかわらず、一切その成績を知ることができません。
論文式試験が採点されないと、自分の得意不得意を見極めるチャンスを逃してしまいます。
なぜなら、リベンジ合格者の多くは、前年の再現答案と成績表から弱点を見極めて試験の対策をしているからです。
つまり、成績が出ないと、リベンジ合格に向けた具体的な対策を検討しにくくなります。
なんとしても短答式に合格し、論文式に合格することがベストです。
しかし、少なくとも、短答式試験に合格して、論文式の成績を付けてもらうことが重要です。
短答式対策の教材としては、予備校が作成した問題なども出版されています。
しかし、オリジナル問題は玉石混交ですし、旧司法試験の問題は傾向が異なります。
みなさんが解くべきは、現在の司法試験の過去問だけで十分です。
書店では、短答式の過去問対策のための教材がたくさん出版されていますが、群を抜いて最強なのは、辰已法律研究所の『短答過去問パーフェクト』です。
この教材は、弁護士伊藤建も受験時代に愛用していたものであり、解説が最も正確で、細かな正答率データも掲載されているという優れものです。
しかも、民法改正・会社法改正にも完璧に対応しており、弁護士伊藤建も「これ以上の教材はない」として、毎年購入しています。
そうはいっても、過去問は、司法試験では17年分、予備試験では12年分以上もあるため、忙しい受験生にとって、すべての問題を解くことは難しいでしょう。
もちろん、できた問題が続けばうれしいところですが、その問題の正答率が高く、基本中の基本の知識であれば、他の受験生もできてしまいますから、安心することはできません。
反対に、できない問題があっても、正答率の低いものであれば、誰もできませんから、合否を左右するものではありません。
つまり、もっともコスパがいい勉強法は、正答率の高い肢に正解することに加えて、合否を分けた肢を確実に正解することなのです。
本講義では、過去問を解く時間がない忙しいあなたに代わって、弁護士伊藤建の監修の下、以下の基準で、問題をセレクトしています。
(セレクト参考基準)
①正答率要件:正答率が以下の要件を満たすもの
㋐全体正答率が50%以上80%未満であること
㋑合格者(又は上位30%)と不合格者(又は下位30%)の正答率の差が15%以上あること
㋒不合格者(又は下位30%)の正答率が50%〜60%未満
※予備試験・司法試験共通問題の場合、一方のみで正答率要件を満たす場合には掲載をしています。
②分野重複要件:同一知識の問題が複数ある場合、年度が新しいものを1つ選択
※以上に関わらず、講師が裁量により学習効果が高いものを選ぶ場合があります。
受験生は、短答式のみならず、論文式の対策もしなければなりません。
司法試験の場合は、短答式は3科目だけですが、論文式は8科目もあります。
予備試験に至っては、短答式7科目、論文式に選択科目が追加されたので9科目もあります。
ですから、短答式に割くことのできる時間は、そこまで多くありません。
それでも、短答式に合格しなければ、論文式が採点されませんので、対策をしなければなりません。
そんな忙しい受験生のために、この講座では、1科目約10時間で気軽にサクっと回せるようにしています。
1日3~4時間受講する時間を確保できれば、わずか3日で受講することができます。
フルタイムの受験生や、社会人受験生でも休日を活用すれば、1日1科目を受講することも可能です。
このペースで受講できるならば、なんと司法試験ならば3日、予備試験であってもわずか1週間で対策することができるのです。
独学で勉強していると、『短答過去問パーフェクト』の解説を読めば、なぜ間違えたのかはわかります。
しかし、独学では、どのような思考プロセスであれば効率よく正解にたどり着けるのか、あるいは、どのように知識を覚えるべきか、他に間違いやすいポイントは何か、といった点を把握することは困難です。
この講座では、わずか10時間ほどの講義の中で、プロの講師が正解にたどり着くための思考プロセスや周辺知識まで戻って解説をします。
この解説講義を聞くことで、独学ではなんとなく読み流して再度間違えてしまった知識も、プロの講師の解説により、二度と間違えないよう記憶に定着させる効果が期待できます。
(担当講師)
憲法・行政法:伊藤たける先生(短答式総合48位、同公法系38位)
民法・商法/会社法・民事訴訟法:豊田大将先生
刑法:矢島直先生 刑事訴訟法:樋田早紀先生(短答式総合4位)
※一部変更の可能性があります。
本講義では、短答過去問パーフェクトに基づいて講義を行なっています。
各講義ごとにレジュメの用意はございますが、「短答過去問パーフェクト」をご用意いただくとレジュメには記載していない解説などを確認が可能となるため、ご準備いただくことをお勧めしております。
製本テキストの配送はございません。レジュメをダウンロードしてご受講いただきます。
配信スケジュール
憲法:全回配信中
民法:全回配信中
刑法:全回配信中
刑事訴訟法法:全回配信中(現在販売のセットのプランには含まれません)
下4法(行政法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法)セットプラン及び7科目セットのプランについては、リリーススケジュールが決まりましたら、こちらにてご案内いたします。
講義時間:
約27時間20分
配信状況:
全講義配信中
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