全9回
講義時間6時間15分程度
配信状況全講義配信中
平成29年11月3日に実施した「修習の心得」で川﨑先生が担当した部分は、一般的な話しが中心でしたので、具体的な部分を伝えるものとして、既に公開している「実務家に学ぶ民事実務基礎」の他に、今回「事例で考える民事事実認定」「民事保全、民事執行」「民事弁護の基礎知識」の3講座を公開します。司法修習の期間が短くなったことによる弊害を多少でもカバーしようという気持ちで、川﨑先生が作成された講座です。受講者の負担を減らすために、3講座の時間は短いものとしています。
「実務家に学ぶ民事実務基礎」は、予備試験の過去問(サンプル問題から平成29年まで8問あります)を使いながら、要件事実、事実認定の基礎、保全、執行の基礎、弁護士倫理を取り上げています。予備試験の過去問は問題文が短く負担感が少ないので、要件事実から離れており、要件事実の基本と考え方を確認したい方に適しています。
事実認定は、基本を説明したうえで、予備試験の問題(書証の基本、準備書面作成)に対する回答の形を取っていますが、司法修習の導入となるだけのレベルのものを提供していますので、十分に参考になります。
「事例で考える民事事実認定」の講義では、テキストを使って、民事裁判の起案の型とその使い方(起案の具体例)を示して、テキストと起案のギャップを埋める手助けとなる解説をします。
この解説を基礎として、集合修習で用いる記録に取り組むことが、端的に、民事裁判の二回試験対策となります。さらに、弁護士の立場から、型にはめるのではなく、端的に問題の核心を捉える力の向上に結びつけるための解説も行います。記録のメリハリの付け方等、汎用性のある方法を伝えますので、実務修習で多数の記録を読む中で、さらに自分なりに発展させ、その成果を、司法修習終了後の実務に繋げて頂きたいと思います。
汎用性のある方法を踏まえなければ、漠然と記録を読むことになりかねず、その成果は大きく異なると思います。
※本講義は「事例で考える民事実務認定」を用います。同書は修習所から郵送される書籍類に含まれています。
「民事保全、民事執行」は、司法研修所の民事弁護のテキスト「民事保全」、「民事執行」をベースとして、実務についた段階で、保全、執行につき、修得しておくべき基本を伝えること、テキストの書式等を使って、具体的なイメージを描かせることを目的とするもので、細かい部分には立ち入っていません。
基本を伝える部分は、「実務家に学ぶ民事実務基礎」と内容が重なりますので、そのレジュメと講義を本講義にも使います(予備試験の講座を受講された方は、その分割引をします)。
「民事弁護の基礎知識」は、司法修習生に事前に配布されるテキストですが、同じく事前に配布される、「5訂民事弁護における立証活動」、「七訂民事弁護の手引」も必要に応じて参照しながら、講義1では、登記と戸籍に重点をおき(他も触れますが)、講義2では、法律相談と事情聴取について解説を行うものです。
二回試験との関係では、民事弁護の小問として、保全、執行、立証方法、弁護士職務基本規定などから出題されていますので、その対策となりますが、本講座は、司法修習終了後の実務に繋げることにも力点をおいています。
講師作成のレジュメを使用した音声再生講義(音声ファイルmp3ダウンロード)となっております。製本・配送は行いません。レジュメはPDFファイルにてダウンロードいただけます。
また、講師への『講座に関する質問』『質問フォーラム』はご利用いただけません。ご了承ください。
・事例で考える民事実務認定 全3回
・民事執行・民事保全 全4回(民事執行 2回、民事保全 2回)
・民事弁護の基礎知識 全2回
講義時間:
6時間15分程度
配信状況:
全講義配信中
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カリキュラムはありません。
講義時間:
1時間15分程度
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講義時間:
3時間程度
配信状況:
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講義時間:
2時間程度
配信状況:
全講義配信中
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