議論の噛み合わせを意識した答案を作ることができる!
・問題文から試験委員が「使ってほしい」事実をピックアップできるようになる!
・判例の「中身」を意識した学習スタイルが身に付く!
・回数を重ねることで問題文から「逆算」した答案が書けるようになる!
本講座は中山涼太講師による、憲法の過去問講座です。各年度(取扱い年度については配信状況参照)の問題文をもとに、主張反論の議論の噛み合わせができるようになるための解説を行います。
サンプル公開中
事実に食らいつき、議論を噛み合わせることこそが憲法答案には必要!
問題文から「逆算」するイメージを持たないと、普段の学習成果が答案に活かせない
・判例を漠然と読むだけでは、憲法の答案を書けるようにはなりません。
・小難しい議論や学説を知っていても、正しく使えなければ意味がありません。
問題文の事実は試験委員から「使ってほしい」のメッセージ
試験問題は出題趣旨に基づき試験委員が作成します。であれば、必ず問題文の中に憲法上問題になる事実を記載するはずです。
つまり、問題文の事実は試験委員から「使ってほしい」というメッセージなのです。
だとすれば、泥臭く問題文の事実に食らいつけるかが、憲法答案には求められているのです。
事実を使って答案を「逆算」するには、各当事者の議論の噛み合わせることが不可欠!!
本講座が考える合格に必要な能力
①問題文の事案と設問の意味を正確に把握すること
②答案の構成全体にかかる各論点や事実関係の位置付けを理解すること
③主張・反論の対立構造を意識し、有利/不利な事実関係を振り分けること
④主張・反論を正しく噛み合わせること
⑤①~④の前提として、各論点に関する判例・学説の知識を有すること
このうち、①⑤の能力が必要なことは明らかです。また、相対する当事者が登場する性質上、②③の能力が必要だということも、何となく理解してもらえるはずです。
ただ、問題文の事実を使う、問題文から「逆算」する、ということの意味がその4つに尽きるものだと考えているとしたら、それは大きな間違いです。4つだけでは「原告側の主張」がマスターできるだけで、答案全体を「逆算」できたとは言えません。
振り分けた有利/不利な事実関係をパズルのピースに見立てると、①②③⑤の能力で組み上げられるのは、縦のピースだけです。問題文に散りばめられたバラバラなピースから答案という一枚の絵を完成させるためには、横のピースもキレイに噛み合わせられなければなりません。
「被告側の反論」はただ闇雲に並べるのではなく、それに対応する「原告側の主張」と噛み合うことで、初めて答案になります。
その意味で、④の能力「主張・反論を正しく噛み合わせること」が、問題文から答案を「逆算」するために絶対不可欠なのです。
本講座の構成~問題文から主張・反論を組み立てる!そのための判例解説も充実~
取扱い年度
・平成21年度 憲法
・平成24年度~平成30年度 憲法
計7年度分
読解パート
・設問の場面設定を把握
・設問の意味を読解
・問題文中の事案概要を整理
・大まかな検討方針を概観(審査対象を特定・検討すべき人権を想定)
趣旨・実感パート
・出題趣旨と採点実感の記載内容を確認
・記載内容をもとに論点・視点を確認
・問題の考え方/書き方を解説
※必要に応じてコラムを参照
主張・反論整理パート
・上記2パートを前提に主張・反論の位置付けを整理
・噛み合った議論の在り方を解説
参考答案パート
・解説をもとにした講師参考答案を紹介
※議論の噛み合わせを重視
ガイダンス・サンプル
ガイダンス
ガイダンス・講座コンセプトの紹介
サンプル
・第1回 平成21年度
【音声】第1回 平成21年度解説
【レジュメ】第1回 平成21年度解説
・第3回 平成28年度の読解パート抜粋
【音声】第3回 平成28年度読解パート
【レジュメ】第3回 平成28年度読解パート
・第3回 平成28年度の主張反論パート抜粋
【音声】第3回 平成28年度主張反論パート
【レジュメ】第3回 平成28年度主張反論パート
配信状況・受講方式
配信状況
・平成21年度、平成24年度~平成30年度分 全回配信中
第1回 平成21年度
第2回 平成29年度
第3回 平成28年度
第4回 平成27年度
第5回 平成26年度
第6回 平成25年度
第7回 平成24年度
第8回 平成30年度
番外編 リーガルオピニオン型の答案の書き方・考え方
受講方式
MP3音声ファイルによるダウンロード再生によりご受講いただけます。テキスト・答案例はPDF形式でダウンロードいただけます。テキスト製本・配送は行いません。