本講座は中山涼太講師による、憲法の過去問講座です。各年度(取扱い年度については配信状況参照)の問題文をもとに、主張反論の議論の噛み合わせができるようになるための解説を行います。
・判例を漠然と読むだけでは、憲法の答案を書けるようにはなりません。
・小難しい議論や学説を知っていても、正しく使えなければ意味がありません。
このうち、①⑤の能力が必要なことは明らかです。また、相対する当事者が登場する性質上、②③の能力が必要だということも、何となく理解してもらえるはずです。
ただ、問題文の事実を使う、問題文から「逆算」する、ということの意味がその4つに尽きるものだと考えているとしたら、それは大きな間違いです。4つだけでは「原告側の主張」がマスターできるだけで、答案全体を「逆算」できたとは言えません。
振り分けた有利/不利な事実関係をパズルのピースに見立てると、①②③⑤の能力で組み上げられるのは、縦のピースだけです。問題文に散りばめられたバラバラなピースから答案という一枚の絵を完成させるためには、横のピースもキレイに噛み合わせられなければなりません。
「被告側の反論」はただ闇雲に並べるのではなく、それに対応する「原告側の主張」と噛み合うことで、初めて答案になります。
その意味で、④の能力「主張・反論を正しく噛み合わせること」が、問題文から答案を「逆算」するために絶対不可欠なのです。
・平成21年度、平成24年度~平成30年度分 全回配信中
第1回 平成21年度
第2回 平成29年度
第3回 平成28年度
第4回 平成27年度
第5回 平成26年度
第6回 平成25年度
第7回 平成24年度
第8回 平成30年度
番外編 リーガルオピニオン型の答案の書き方・考え方
MP3音声ファイルによるダウンロード再生によりご受講いただけます。テキスト・答案例はPDF形式でダウンロードいただけます。テキスト製本・配送は行いません。
講義時間:
全18時間程度
配信状況:
全講義配信中
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