民事訴訟法では、定義や概念、趣旨、条文の文言などの基本知識をパズルのように組み合わせながら論理を組み立て、事案の特殊性を見抜いて妥当な結論を導く力が求められる問題が多く出題されます。
そのため、基本書や演習書を読み込み、論点を覚え、判例百選まで確認していても、それだけで答案が書けるようになるとは限りません。
いざ問題文を前にすると、
民事訴訟法では、覚えた論証をそのまま書けば解けるとは限らないからです。
だからこそ必要なのは、さらに知識を増やすことではなく、問題文から必要な知識・論点を引き出し、事案に応じて組み合わせ、論理を組み立てて答案につなげる力です。
本講座では、その「知識を使って答案を作るまで」を、司法試験過去問を通じて具体的に学んでいきます。
本講座では、合格答案を作るために必要な知識・論点・原理原則・法的概念をレジュメの左側で整理し、それに対応する形で、実際の答案ではどう書くのかを右側に示します。
そのため、
→ その知識をどう使うのか
→ 答案ではどう表現するのか
を一目で確認できます。
知識と答案を別々に学ぶのではなく、対応させながら学ぶことで、法的三段論法という合格答案の型と、「知識を使いこなす」感覚を身につけていきます。
さらに、関連する判例百選についても、事案・判旨のポイントを押さえるだけでなく、当該設問との射程関係から、答案でどう使うかまで解説します。
過去問・基本知識・判例百選・答案を一本につなげて学べる。
これが、本講座の大きな特徴です。
本講座は司法試験過去問講座でありながら、各設問に関係する判例百選の事案・判旨の重要ポイントまで踏み込んで解説します。
ただ百選を読み直すのではありません。
過去問演習と判例学習を別々に進めるのではなく、過去問を通じて百選を答案で使える知識に変えていきます。
知識や論証を覚えていても、問題文を見たときに必要なものを引き出せなければ、答案にはつながりません。
本講座では、問題文のどこに着目し、何を考え、どの知識・論点につなげ、どう事案を分析して答案に落とし込むのかを、過去問を通じて具体的に確認していきます。
という流れを繰り返すことで、単に論点を「知っている」状態から、問題文に応じて知識を使える状態へ。典型問題だけでなく、初見・未知の問題にも対応するための土台を作ります。
さらに、答案例では完成形を見るだけではなく、何を書いているのか、何を書いていないのか、問いに対してどう正面から答えているのかまで確認します。書き出しや接続詞、論理のつなぎ方にも着目しながら、端的でシンプルな論述を学びます。
書くべき規範と不要な規範を判断できるようになることで答案作成のスピードを上げ、その分、あてはめ・事実評価に時間を使えるようになることも大きな効果です。
目指すのは、難しいことをたくさん書く答案ではなく、必要なことを、必要な形で、端的かつシンプルに論じる答案です。
複数年度の過去問を横断して学ぶことで、単年度だけでは見えにくい、
司法試験の民事訴訟法で、繰り返し何が求められているのか
が見えてきます。
繰り返し問われるテーマや、出題・採点のパターン、試験委員が求める論述の道筋、受験生が誤解しやすい基本概念を確認することで、難しい知識を増やし続けるよりも、基本知識を使って論理を組み立て、事案を分析することが重要だと分かります。
過去問を「出た論点を覚えるため」に解くのではなく、初めて見る問題にも対応するための思考を身につけるために学ぶ。
その視点で、平成27年から令和7年までの過去問を扱います。
本講座を通じて、問題文から必要な知識・論点を引き出し、それを知識や判例と結びつけて答案に落とし込む力を身につけていきます。
さらに、書くべき規範と不要な規範を判断できるようになることで答案作成のスピードを上げ、あてはめ・事実評価により多くの時間を使える状態を目指します。
過去問を通じて、典型問題だけでなく、初見・未知の問題にも基本知識から対応するための思考力を養っていきます。

25,800円(税込)

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