しかし、その原因は、単なる知識不足ではありません。
足りないのは、知識を答案へつなげるための、問題文を読む思考プロセスです。
本講座では、予備試験の知的財産法過去問を通じて、問題文のどこに注目し、何を考え、どの条文・判例・論点へつなげるのかを徹底的に言語化します。
問題文を最後まで読んでから、まとめて論点を考える。
この読み方では、重要な事実や論点を見落としやすくなります。
本講座では、事案に数文ずつメスを入れ、その時点で、
を一つずつ解説します。
問題文を最後まで読んでから考えるのではありません。
読みながら考える。
考えながら、答案の骨格を組み立てる。
過去問の答えを覚えるのではなく、初見の問題にも対応できる思考法を身につけることができます。
特定の言葉や事実を見た瞬間に、何を考えるべきか。講師自身は、この反応を「見た瞬」と呼んでいます。
例えば、
本講座では、基礎知識・条文・判例・問題文の事実を結び付けながら、講師が問題を読む際の思考過程をすべて言語化します。
学ぶのは、単なる答案の書き方ではありません。
答案を書く前に、何を考えるべきか。その技術を身につけます。
知的財産法には、基本7科目のように大量の予備試験過去問が存在するわけではありません。
だからこそ、限られた一問一問を、単なる年度別解説で終わらせず、徹底的に分析する価値があります。
本講座で扱うのは、予備試験過去問4年度分です。しかし、身につくのは4問分の知識だけではありません。
過去問を解けるようになるだけでなく、初見の問題にも対応できるようになる。
そのための4年分です。
知的財産法では、特許法と著作権法で、問題文の読み方や重視すべきポイントが異なります。
特許法では、出願時期、権利関係、発明の利用態様などから、問題となる条文や論点を正確に見抜く必要があります。
著作権法では、具体的な利用行為や当事者の関係を丁寧に読み、判例の規範を事案へ適切に当てはめる力が求められます。
本講座では、両法の過去問を解剖し、それぞれに必要な思考を整理します。
特許法・著作権法を別々の知識として覚えるのではなく、知的財産法の問題を読み、考え、答案へ落とし込む一連の思考法として完成させます。
問題文の読み方や思考過程を理解しても、最終的に答案として表現できなければ得点にはつながりません。
そこで本講座では、実際の試験時間を意識して講師が書き下ろした参考答案を収録しています。
問題文の読み方、論点発見、答案構成、最終的な表現までを一貫して学べる構成です。
すでに「知的財産法百選で学ぶ 規範とあてはめ【論証つき】」を受講している方は、本講座と組み合わせることで、学習効果をさらに高めることができます。
本講座では、百選講義との対応関係を明示し、使用する論証も共通のものを採用しています。
百選講義で判例を学ぶ
→ 過去問講座で問題文の中から判例を見つける
→ 再び百選へ戻り、理解を深める
という学習サイクルが生まれます。
百選講義で得た知識を、過去問を通じて答案で使える状態へ変える。
知識を点で終わらせず、線へ、そして面へと広げていきます。
本講座で素材として扱うのは、予備試験の過去問です。
しかし、目的は過去問の答えを覚えることではありません。
知的財産法の問題を前にしたときに、
そのため、予備試験受験生はもちろん、知的財産法の論文対策を進めたい司法試験受験生にも役立つ内容です。
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず。」
知的財産法で安定して得点するためには、出題者が問題文に込めた意図を知ること。そして、自分がどこで論点を見落とし、どの事実を読み飛ばしているのかを知ることが必要です。
本講座では、過去問を徹底的に解剖することで、出題者の視点と、自分自身の思考の癖を明らかにします。
知識を増やすだけではなく、問題文を読みながら知識を引き出し、答案へつなげられるようになる。
問題文を見た瞬間に、考えるべきことが浮かぶ。本講座で、そんなあなたへ変わります。

6,200円(税込)

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