ご質問ありがとうございます。
4S基礎講座では法的な問題を国語の問題として解けるような思考過程を学習するので、いきなり実践からスタートできます。実際に中村先生が中高生に司法試験系の過去問を4Sを使って解いてもらったところ合格レベルに近い回答も多く出てきたようです。ちなみに、知識をインプットしても、問題を見て解答に落とし込めるという方はほとんどいません。知識のインプットから始めるパターンもありますが、先に実践演習から始めることはとても大事です。これは自転車に乗るための練習に似ています。たとえ話ですが、自転車の構造を理解してから乗る練習をしてもいいですが、おそらくほとんどの人は、まず転んでもいいから乗ってみて、ハンドルの機能やブレーキの機能といった重要な知識から覚えつつ、その使い方を覚えて、まずは乗れるようになるのではないでしょうか。その中で重心の置き方や、スピードを出したりコーナリングをするための傾け方といった細部の精度を高めていってもいいのです。逆に自転車の構造を完璧に理解していても実際に乗るときに転ばないとは限りません。しかし法律の勉強をしている方は無自覚に知識を詰め込む=自転車の構造を理解することに非常に多くの時間を費やし、実際に問題を解く=乗る練習に取り掛かるのが遅くなってしまい、乗りこなす前にやめてしまうということがあります。とはいえなかなか本当に実践演習ができるのか?という疑問はあるところかと思いますので、一度4S基礎講座のサンプル講義を視聴することをおすすめします。