ご質問ありがとうございます。
評価は多くの場合、加点事由にとどまります。予備論文では、検討すべき条文や法律構成をある程度正しく組み、その条文や規範に当てはめる事実をある程度正しく摘示することで合格ライン(B~C評価)を超える場合が多いからです。
そのため、まずは問題文から検討すべき法律構成を正しく想起し、条文や規範に当てはまりそうな事実を引用(摘示)することが重要です。
また、全ての事実について評価が必要という訳ではありません。同じ方向性で評価できそうな複数の事実を拾って1つの評価を加えるという方が、事実の引用(摘示)で加点を狙いやすいです。
論パタの事実評価は、完全解を目指して時間無制限で作成したものなので、あれと同じものを本番で書ける必要はありません。法律構成と事実の摘示がある程度正しくできれば合格です。