ご質問ありがとうございます。
これはお考えの通り、論文の問題(法科大学院入試の過去問・オリジナル問題など)演習を先行して行うことを意味しています。
通常の予備校講座であれば、インプット(知識の入力)→アウトプット(問題演習)の順番で進むことが多いですが、4Sの講座では、いきなりアウトプットから入ります。
このようなスタイルとなっている理由は、従来型の予備校講座ではインプット講義の時間が長大であり、アウトプットに入る前に力尽きる可能性があること、インプットを早めに終わらせてアウトプットに早く入った方が受かりやすいこと、最近の研究では、インプットの前に事前テストをした方が効果が高いこと(ベネディクト・キャリー『脳が認める勉強法』144‐157頁)等が挙げられます。
もちろん、闇雲に丸暗記・棒暗記で問題を解くのではなく、4Sという統一的な思考スタイルで問題を解いていくので、司法試験系を戦っていくうえで必要な思考力が身につく講座になっています。