成績次第ですが、分析はもう少し詳細にしたほうがいいかと思います。同じ評価であってもどこができなかったかによってとるべき対策は異なってくるでしょう。まず、司法試験の問題は基本を押さえて応用的な問に発展していくことが多いですが、再現答案を作成して出題趣旨や、いずれ出る再現答案集の合格答案と比較して、問のどのあたりで躓いていたのかを確認してください。その上で基本的な概念の理解を誤っていたり言い分の法的構成のはじめの部分で誤っていたりするのであれば基礎講座からやり直すということも考えられます。基本的な考え方や答案の方向性は誤ってないものの、答案の構成や、手厚く論じるべき問題を書けていなければ問題演習を重ねる方が効果的です。いずれにしても大変ですが結果を時間をかけて分析して対策を練るのが大事でしょう。カウンセリングや個別指導を受ける機会があればそこで再現答案を見せて相談するのもいいのではないかと思います。