来年の司法試験のリベンジをお考えであれば、4S基礎講座のおすすめの受講方法としては、「条文と思考過程を特に意識して4S論パタ講義を受講する」のが一手です。
4S論パタ講義では、条文・思考過程を重視して講義を進めていきます。従来の論文指導では、ややもすると論点・判例単位のぶつ切り的な指導がなされる場合が多かったと思いますが、4Sでは条文を起点にして問題を解いていくので、司法試験系のリベンジを志す人にも有効です。
受講方法としては、4S論パタ講義を「問題文をどんな風に読み、どんな風に頭を動かせば正しいアプローチができるか」を特に意識して受講してみて下さい。
ある程度学習経験があるのに伸び悩んでいる場合は、条文や思考過程に弱点がある場合が多いです。要するに、様々な法律知識が頭の中でとっ散らかってしまい、筋道立てて考えるのに難がある場合が多いです。
そこで4S論パタ講義を通じて、条文を起点とした思考回路を作ることで、この弱点を克服できます。
以上をまとめると・・・
①
論点・判例単位のぶつ切り的な思考を矯正し、条文を起点とする思考回路を作るという目的意識を強く持って、4S論パタ講義を受講して下さい。
受講に際しては、知っている知識に引き付けて講義を聴くのではなく、まっさらな気持ちで中村講師の思考過程を追いかけてみてください。
②
受講が終わったら、論パタ掲載の問題を解きなおしてみましょう。ここでも、闇雲に知識を吐き出すのではなく、条文や当事者の生の主張を念頭に置きながら、思考過程を意識して答案構成を作ってみて下さい。
③
論パタの復習が終わったら、4S条解講義を受講します。ここでは、条文単位の条解テキストを使って、知識を条文単位でまとめます。
ここでも、条文を起点にしながら知識をまとめるという点を強く意識して、受講してみて下さい。