これについては個人差があるので、一義的な解答を用意しにくいのですが、体感的には、今年の9月末までに4S基礎講座の論パタ講義と条解講義の受講を完了できていると理想的だと思います。
9月末までに全講義の受講を完了していれば、年内の残り3か月(2022年の10~12月)を講座の復習と過去問演習に充てられます。
そして、年明けから短答・論文過去問を並行して学習し、2023年の5~7月に短答に特化できれば、少なくとも短答式試験は突破できるでしょう。そのうえで、論文対策に残り2か月を全振りすれば、9月の論文で合格できる可能性が高まります(ちなみに、2023年の予備試験は日程が2か月ほど後ろ倒しになり、7月に短答・9月に論文・翌年1月に口述となっています)。
司法試験系の学習においては、講義の受講を早めに完了し、自学自習で講座の復習・過去問演習を可能な限りやり込んでいくことが大事になります。
他方で、講義の受講をあまり雑にやってしまうと学習効果が減少するので、ある程度無理のないペースで進めていくのが理想的です。
そのため、可能であれば、今年の7~9月の3か月をフル活用して受講を完了できると最適だと思います。もちろん、思うように進まないのが世の常なので、9月末までに受講できなくとも、年内までに受講完了できれば十分です。