4S基礎講座は、初学者でもついていけるように設計されています。
そのため、訴訟法が苦手な場合でも、講義受講前に訴訟手続の流れを押さえることは必須ではありません。そのまま講義を受講していただいて大丈夫です。
分からない部分がたくさんあってもよいので、講義を受講し考えながら論文問題を解いて、そのうえで短答過去問も並行して解いていくことで、徐々に訴訟手続の流れが分かってきます。
もっとも、どうしても不安だという場合であれば、講義受講前に初学者向けの本を読むことは否定しません。
個人的におすすめの本としては、有斐閣ストゥディアの『民事訴訟法』、日評ベーシック・シリーズの『刑事訴訟法』があります。不安が大きければ、これらの書籍をざっと一読してから講義を受講するのも一手です。