ご質問ありがとうございます。
とても良い点に着目していると思います。
結論から申し上げますと、至近3年分を5回書くことをお勧めします。
至近年次では同じ論点が出題されないと懸念されるかもしれません。しかし、過去問を繰り返し書く趣旨は、論文式試験で求められている「考え方、書き方」を習得することにあります。そして、求められている「考え方、書き方」は至近年次であるほど、はっきりしています。したがって、至近年次の問題を書くべきなのです。
次に、意識すべきなのは「理解中心」です。論文式試験は知識偏重と対極にある「考える力」を求める試験です。したがって、暗記ではなく理解することが重要です。具体的には、始めはインプット教材を見ながら時間を意識することなく、現時点でのベスト答案を書いてみましょう。それを2回繰り返すと考え方の筋道が見えてきます。3回目からは、何も見ないで問題文をしっかり読むことを意識しましょう。今まで気がつかなかった問題文の中にある「ヒント」が見えてきます。4回目は法的三段論法に意識した書き方ができているかをチェックします。最後に、制限時間を守ってかけるかどうかです。時間がかかるようでしたら、メリハリを意識してさらにもう一回書いてみましょう。
これでいつの間にか上位合格する力が養えるのです。
また何かありましたらご質問してください。
頑張りましょう!