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司法試験界隈での「周りに取り残されてしまったような感覚」との付き合い方~司法試験  cafe room at BEXA Vol.3~

2021年9月30日   ぽんぽん 

試験で選ぶ - 法律系資格 - 司法試験
 

社会人受験生体験4年にわたった第74期司法修習生が受験生に寄り添い共感し背中をそっと押します。

 

司法試験界隈での
「周りに取り残されてしまったような感覚」
との付き合い方

~司法試験 cafe room at BEXA Vol.3~

***

1 「周りに取り残されてしまったような感覚」に陥ったときに、
読んでみてください

こんにちは!ぽんぽんです。

最近、司法試験や私立大ロースクールの合格発表が立て続けに行われました。
司法試験界はある種の競争社会ではあることは間違いないので、
自分と同じか、後に勉強を始めた仲間が自分よりも早く合格していくこともありますよね。
本当は「おめでとう!」と喜んであげたい。
でも、「自分も勉強していたのに…」「何が違ったんだろう。悔しい」といったネガティブな感情が芽生えて、そんな自分に嫌になることもあるのではないでしょうか。

今日は、予備試験・司法試験に向けた勉強中に陥りがちな「取り残された感覚」といかに向き合うか、そしてそこから合格できる自分になるためのヒントについてお話しようと思います。

2 四面楚歌状態を「SNSを極力見ない」というMy ルールで突破!

私は大学受験で一年浪人、大学在学中に一年留学、法科大学院は未修者コース、司法試験3回不合格だったので、司法試験合格時には31歳になっていました。

自分が日々社会人受験生をしながら司法試験を目指している間にも、
周りの友人たちはどんどん素敵なライフイベントを達成していきます。
中高大の友人に対しては結婚・出産・昇進…等のライフイベントで取り残された感覚を、
法科大学院の友人に対しては司法試験合格と法曹としてのキャリア形成で取り残された感覚をずっと抱えながら日々淡々と勉強を続けなければならず、
まさに自分以外の周り全員が幸せだと錯覚してしまうほどの四面楚歌状態でした。

しかも、司法試験の勉強は今日始めれば、明日直ちになんらかの成果が出るというものでもありません。
一定期間・一定量のまとまった勉強が必要なので、日々目にする友人たちのキラキラした姿に太刀打ちできるほどの、自己肯定感をもたらすイベントはなかなか起こりませんでした(全国模試で良い成績を取るとか)。

このように『どんどん人生の駒を進めていく周りから取り残されてしまったような感覚』を覚えてしまう気弱な自分が、それでも負けずに司法試験に挑むため、
私は『SNSを極力見ない』というMy ルールを設けました。

本来であれば、
他人の幸せに惑わされず自分の幸せを追求できる自立した大人になるべく、
マインドや性格を変えることを優先すべきなのかもしれません。
でも、人間の性格は一朝一夕で変わるものではないですし、
司法試験勉強や日々の生活で忙しい中で、突然、自分自身の性格を変えるプロジェクトを開始し、やり遂げるのは至難の業でした。
『SNSを極力見ない』ように心掛ければ、性格を変える等の難しいことに取り組む以前に、
そもそも動揺したり傷ついてしまうような他者の情報に触れる機会をなくすことができます。
誰にでも思いつく極めて簡単な方法ではありますが、だからこそ、実行+継続が難しく、出来る人と出来ない人で有意な差が生まれるポイントであり、効果的な方法かと思います。

ここで挙げた『SNSを極力見ない』というのはあくまでも一例にすぎません。
自分が『取り残されてしまったような感覚』に陥るポイントを把握して、その危険を回避できる方法であればどれも有効でしょう。
後は、それを実行に移せるかです。
『取り残されてしまったような感覚』に悩む方は、まずは思い切った行動を起こすことを試して頂ければと思います。

3 どんなときに「周りから取り残された感覚」に陥るか?
ぜひ自分自身を客観視してみてください

私自身、長きにわたり『周囲から取り残された感覚』に苦しむ中で、
司法試験4回目の年、まだ司法試験受験生である間にこの感覚から卒業することができました。

そのきっかけとなったのが、やはり『自分に自信を持てたこと』です。
これは単に、答練で良い成績を取ったとか、劇的に暗記量が増えたとか、
そういった勉強面での具体的なパワーアップを指しているわけではありません。
SNSを見ることをやめ、友人や他の受験生の動向に心揺さぶられることなく、
日々淡々と自分に必要な勉強を繰り返すことが出来ている自分に気付いたとき、
つまり『自分で決めたMyルールを遵守して、狙った効果を上げている』ことに気付いたときに、私は『貴重な時間を無駄にせず、勉強に集中し心血を注げている』と、
自分自身にある種の誇りを感じて自信にすることができたのです。

自己肯定感を否定され、自信を付ける機会もほとんどない司法試験受験生は、
周りとの差を敏感に感じて、通常よりも心を打ち砕かれることが多いものですが、
勉強に集中する環境を自分で整備できたことで、勉強以外の方法でも自信を得ることができるのだと実体験を通して考えています。

様々な合否・成績が出て来るこの時期だからこそ、
今一度、自分が何に触れたときに『周りから取り残された感覚』に陥るのかを精査して頂き、
来年以降のリベンジに向けて気持ちを立て直すためのワンアクションを起こせないか?
起こすとしたら、何をすべきか?
考えるきっかけになりましたら幸いです。

【プロフィール】

私のことは「先生」ではなく「ぽんぽん」と気軽に呼んで頂けると嬉しいです。

大阪市立大学法学部を卒業後、東京大学法科大学院未修コースに進学・卒業し、
その後は実家に戻り社会人受験生を約4年にわたり続けた末にようやく合格、
現在、第74期司法修習生として奈良で司法修習中の元社会人司法試験受験生です。
普段はTwitter(@ponponazarashi)及びnote(『司法試験cafe room』)にて 未修×多浪×社会人受験生の失敗談・後悔に基づく勉強方法を発信しつつ、 弁護士求人ナビにて法律事務所就活ライターをしています。

なお、メンタルケアについての資格を取得しているわけではないので、専門的な知見を申し上げることはありません。

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