選択科目の変更

来年の司法試験受験生です。
司法試験の科目を租税法に変更することを検討しています。
今の時期から租税法に変更することはリスクを伴うでしょうか。
租税法への変更理由は、単純に興味があること、将来租税にかかわる仕事をしたくなったからです。
その他の科目に関しては、標準的なレベルの者が変更するとしてお答えいただければと思います。
2017年7月23日
法律系資格 - 司法試験
回答希望講師:宮崎貴博
回答:1

ベストアンサー ファーストアンサー
宮崎貴博の回答

ご質問を有難うございます。以下、回答をさせて頂きます。

結論から申し上げれば
「変更は充分可能です」

理由として、
①条文操作が多く暗記事項が少ないこと

②所得区分の判例規範等、覚えるべきことが明確

③所得税法、法人税法を含め、頻出の条文はおよそ30前後に過ぎないこと

④本試験で聞かれる論点は明確であること

以上が挙げられます。

ただ、デメリットとしては
①租税法を扱う講義自体、大手予備校にないこと
②本試験に実用的なテキストがないこと
が挙げられます。

租税法で扱う所得税法、法人税法、国税通則法の知識は社会で必須になります。

司法試験で問われる租税法は基礎的なものですが、それでも選択科目として学習した経験の有無は大きいです。

ビジネスの世界で数字、税金が問題にならないということは通常考えられないからです。

司法試験後は、それこそ公認会計士資格のダブルライセンスを持てば非常に有利に活躍が出来るはずです。

安心して選択科目の変更をなさり、「税法」を武器に大いに活躍して頂きたいと思います。

最後まで読んで下さり、誠にありがとうございました。

頑張って下さい!

2017年7月24日


匿名さん
ありがとうございます。
とても参考になりました!

2017年7月26日