金井『民法でみる法律学習法』について

民法の知識をいくら仕入れてもうまく記憶に残りません(論文に生かせない、細かい短答知識に対応できない)。そこで、上記書籍を読もうとしているのですが、有用でしょうか。また、民法全体の知識を論文試験に生かすにはどのような学習方法がよいでしょうか。ちなみに、私の実力としては、行政書士試験合格、予備試験民法短答20点を切ったことがない、今年の司法試験民法短答6割です。
2017年7月10日
民事系 - 民法
回答希望講師:久保田康介
回答:1

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久保田康介の回答

タイトルに挙げられた本については、読んだことがないのでコメントすることができません。
一般論としては、勉強法関連の本を読むと、記載されている勉強法を採用すればどんどん実力が伸びるような気がして楽しい気分になります。しかし、その勉強法を実行する中で、本当にその勉強法でいいのかどうかという迷いが生じます。

司法試験の民法の短答で正答率6割というのは、知識が定着仕切っていない段階です。定着していない知識を論文試験で使用するのは難しいです。勉強法はともかく、まずは、短答・論文の過去問を何度も繰り返して知識の定着を図り(わからないところは基本書等で調べてくださいね。)、過去問で正答率9割、本試験で正答率8割に達するくらいまで頑張っていただければと思います。

2017年7月10日