・インプット講座のほかにもアウトプット用の講座ってとるべき?
・インプットが終わった後にアウトプットをやるべき?
・論文はどうすれば書けるようになる?
法律初学者の方々は、予備試験・司法試験の合格を目指そうとするとき、どのような勉強が必要だと考えますか?
条文を覚える勉強でしょうか?膨大な法律知識を覚えて理解する勉強でしょうか?
少し調べればわかりますが、予備試験・司法試験が難関試験たる所以の1つが、論文試験を突破しなければならないということです。
そのため、知識を覚えること以外にも、論文が書けるようにならなければなりません。
でも、そんな論文の書き方なんてわからない。そう思うのが普通です。
そこで、BEXAでは予備試験・司法試験の直近合格者に、合格体験として「答案作成力」を鍛えるための訓練はどのようにしたのかをインタビューしました!
この記事の最後には、まとめとして「おすすめの学習法」、さらに「伊藤たけるがおすすめの学習法」も紹介します!
○インタビュー
・剛力大先生(平成30年予備試験合格/令和元年司法試験合格)
・葵千秋先生(令和元年司法試験合格)
・Aさん(令和元年予備試験合格/令和2年司法試験合格)
・Jさん(令和元年予備試験合格/令和2年司法試験合格)
・Zさん(令和元年予備試験合格/令和2年司法試験合格)
○まとめ
・おすすめの学習法~法律初学者が取るべき答案戦略
それでは、5名の合格者のインタビュー内容です。
インタビューでは、主に次の視点を切り口にしました。
・学習初期の段階で答案作成力をどのように鍛えたのか、自身のメソッドはあったのか
・答案添削はどれだけ重要と考えるのか
BEXA:まず、いつ合格されたのかを教えてください。
剛力:平成30年予備試験合格で、令和元年司法試験合格です。
BEXA:論文対策として、答案を書く訓練を始めた時期は何時からですか。
剛力:答案を書く訓練は、勉強を本格化させた当初から実施していました。といっても、私は最初論文試験を意識した学習をしていなかった、ただ知識を暗記する勉強しかしてこなかったので、本当の意味で勉強を本格化させたのは認知の歪みを改善しながら学習をはじめた段階からだと考えてくださって結構です。
※認知の歪みの改善に関する記事は「こちら」
BEXA:では、答案を書く訓練としてはどんなことをされたんですか?
剛力:参考答案例が付いているものであればなんでもいいのですが、まず問題を解いてみる。これをやります。まぁ最初なので当然書けないんですよ。書き方知らないから。
ペンが止まるんですよね。一行目から書けないこともありました(笑)。
ペンが止まったら、参考答案を読んでみます。そして、読んで納得したら、参考答案を閉じて真似て書いてみるんですよ。
止まったら読む⇒読んだら閉じる⇒真似て書く⇒また止まったら読む…
この繰り返しでしたね。
BEXA:参考答案がつきっきりですね。
剛力:そうですね。参考答案から独り立ちするには時間がかかると思います。
でも、それをしないと、答案作成力は身に付かないと考えていました。
BEXA:訓練したのはそれだけですか?
剛力:これだけではないのですが、繰り返していくうちに気づいたことがありました。
どの答案にも共通する答案の型が見えてくるようになってくるんですね。なんていうか、頭の中で「これを書いたら次はこれを書く」という、たとえば「事案の説明をちょっと入れてから問題提起をするか、すぐに問題提起を出すか」、その次は「問題提起に応えるために○○の要件は…とするか、○○とは…規範的にするか」などの型がわかってくるんですね。瞬発力みたいな感じで。
BEXA:なるほど
剛力:それに気づいてからは、どの答案にも共通する型を抽象化するということを意識して学習を続けていました。
これは、知識をインプットするということとは違いますが、インプットと同じくらい重要、むしろ知識をインプットするための土台にもなりました。
BEXA:インプットしながら、知識の使いどころも学べるって感じですかね
剛力:まさにその通りです。
BEXA:添削についてはどうですか?重要だと思いますか?
剛力:法律初学者に多いのが、予備校とかでインプットを一通り終わらせてから、アウトプットの訓練の一環として添削を受けるんだろう、という段階的なイメージを持たれているということなんですが、正直、知識インプットしただけでは答案書けませんし、インプットすれば魔法のように答案が書けるようになる講座が出てくるわけでもないですよ。
これは添削も同じであって、知識インプットする⇒添削受けるって飛んでるんですよ、答案の型を習得する⇒添削を受けるって順番になるはずなんですよ。
そして、答案の型を習得するということは一般的な添削サービスには入ってないと思います(あるかもしれませんが)。仮にあったとしても、答案の型を習得するのはあくまで自力であって、講座受ければ習得できるものではないと考えています。
BEXA:学習初期段階でつきっきりになってくれる講座やゼミみたいなのがあればどうですか。
剛力:もちろん、手取り足取り教えてくれるサービスやゼミがあれば私も受けたかったですが、私はそういう環境や金銭的余裕がなかったので、自力で習得することを目指していましたね。
BEXA:まず、いつ合格されたのかを教えてください。
葵:令和元年司法試験合格です。ロースクール修了後受験しています。
BEXA:論文対策として、答案を書く訓練を始めた時期は何時からですか。
葵:インプットの勉強をはじめてから1年くらいしてからでしょうかね。
ただ、ふり返ってみればインプットとアウトプットは同時進行で行うべきだったと思います。かえって時間がかかってしまいました。
BEXA:答案を書く訓練としてはどんなことをされたんですか?
葵:市販の演習書でも予備校の講座でも良いのですが、参考答案がついているものであればなんでも良いです。私は、これらの参考答案を暗記していました。
BEXA:すごっ
葵:暗記といっても一言一句覚えるわけではないですよ(笑)。
ある答案があって、まず重要な事実の提示「XはYと○○契約している」でしたり、要件の提示「○○の要件は」などがあって、その後に問題提起ある「××が問題となる」になると、そして規範→あてはめの流れになる。という答案のフレームワーク・流れを暗記していました。
論文のフレームワーク・流れを学び、同時に論証を覚える。答案の流れを暗記しながら、次に何をどのように書くのか、自分が今どこの話をしているのかを意識しながら確認していきました。
BEXA:フレームワーク(型)・流れを暗記するわけですね。真似ですね(笑)
葵:強引ですね(笑)。
参考答案・再現答案を見ること暗記することで、新たに論証を覚えることができるので、全国模試などの問題でも同様に暗記をしていました。
これは受験の直前までずっと続けてたことですね。
BEXA:添削は受けていなかったのですか?
葵:あまり受けたことないですね。法律初学者の頃は添削をしてもらっても答えを写すだけで、あまり真似ることを意識していませんでした。
受けたら受けっぱなし。なのであまり意味がないと思います。
ここで真似ること、暗記することを意識して学習してたら違っていたのかもしれません。冒頭でお話しした「インプットとアウトプットは同時進行で行うべき」という意見につながります。
BEXA:答案を書くにあたり必要なことは何だと思いますか?
葵:論文の型を確立すること、論証を覚えること、当てはめをすること、の3つが必要だと思います。
最初の2つは自分でできることだと思います。個別指導も予備校などであるでしょうが、かなり高額だと思います。
最後の当てはめについては、見てもらうことが添削では重要になると思います。
繰り返しになりますが、法律初学者の方はインプットとアウトプットは同時進行で行うべきだと私は考えます。インプットを完璧にしてからアウトプットをやるという段階的に考える受験生もいるでしょうが、それでは時間がかかります。
BEXA:まず、いつ合格されたのかを教えてください。
Aさん:はい、令和元年予備試験合格令和2年司法試験合格です。ロースクールに通いながら予備試験に合格しています。
BEXA:論文対策として、答案を書く訓練を始めた時期はいつ何時からですか。
Aさん:予備試験を大学2年で初受験したのですが、その頃から答案を意識した訓練ははじめていました。本格的に時間を測って答案を書き切るという訓練はもう少し後、具体的にはロースクール1年目辺りでした。
BEXA:では、予備試験初受験の頃の訓練方法を教えてください。
Aさん:市販の問題集の問題を見て、図式化したり頭で構成を考え、そのあと、参考答案を見るという、まずは、真似ることからはじめました。
BEXA:真似ることから始めたんですね。たしかに、当社の歴代の講師の方々も答案の型を再現答案から真似るということから始めていましたね。
Aさん:予備試験の論文試験本番で感じたことは、「最終的には自分の頭で考えて答案を作り上げること」が重要ということでした。他人に指導されて、そのときは「ああ、そうか」と納得しても、自分のものにできなければ最終的に自分で答案を作り上げることはできません。それはただの依存です。
ですので、問題から自分で考え、参考答案を真似て書いてみる。自分の考えと参考答案の違いを見比べる。そこから型を習得するということが大事になってきます。学習初期段階から真似ることは迂遠のように思えますが、結果的にはこちらの方が効率的だと思います。
BEXA:次に添削を受けるということについてはいかがですか?
Aさん:学習初期段階で答案指導を受けていないので、私が言えることは理解が進んできた段階での事後評価・習熟度チェックとしての答案添削です。
すでに申し上げた通り、私は本格的な答案を書く訓練をはじめたのがロースクール1年目の頃でした。ロースクールの友人と答案の見せ合いをしていました。そういう意味では友人に添削してもらっていましたね。
BEXA:その方法は効果的でしたか?
Aさん:はい。人の答案を客観的に評価する。逆に自分の答案を客観的に見直す。そして、ディスカッションする。自分の言葉で、答案のこの部分はこうだ、ああだと言えること。これをPDCAのようにサイクルしていけば、答案の型やセンスが磨かれると思います。
BEXA:ディスカッションすることは重要ですか?
Aさん:重要です。ですので、ディスカッションができない予備校の答案添削サービスに関しては、(使いようだと思いますが)△くらいですかね。客観的に見てもらえて、自分の答案と同レベルの答案を複数比較できるというのであれば、ありかな、くらいです。
BEXA:真似ることと友人とディスカッションすることは効果的にはどうですか?速攻性はありましたか?
Aさん:すぐには出てこないですよ(笑)。答案の型やセンスを磨く訓練というのは、いわばペンキを塗っていくようなもので、グラデーションがあるものだと考えています。すぐに効果が出るというものではなく、時間をかけてジワジワ色を濃くしていくようなものだと考えています。
他人の指導を受けて自己満足しているだけだと、この色はまったく濃くなりません。だから書けないんです。
最終的には、自分の力で答案を書くんですから、自分から真似る=型やセンスを盗んで磨いて、色を濃くしていくということが重要だと思います。
私個人は、司法試験受験まで真似ることと友人とのディスカッションを継続したから、合格レベルの濃さまで答案の型やセンスが磨かれたのだと思います。
BEXA:まず、いつ合格されたのかを教えてください。
Jさん:令和元年予備試験合格で、令和2年司法試験合格です。
BEXA:論文対策として、答案を書く訓練を始めた時期は何時からですか。
Jさん:予備・司法試験突破のカギはご存じの通り論文試験にあるので、私は書く訓練はインプットと同時にやるべきだと考えていました。ですので、大学1年生の初期の初期からすぐに答案を書くことを意識して学習していました。
BEXA:具体的にはどんな訓練をしたのですか?
Jさん:当初、ある予備校の演習本の答案構成例を読んでいました。答案例ではないですよ。
BEXA:答案構成例を読んでみて書く力は身に付きましたか?
Jさん:何も学べていませんでしたね。論点の解法は分かるけど、論文の型が分からなかったのです。あくまで目的は論文が書けるようになるための型を習得することにあったので、止めてしまいました。
BEXA:次はどうしたのですか?
Jさん:幸い私の大学は学部生を対象とした試験対策のゼミがしっかりしていて、そこに「一緒に答案の型を作り上げる」ゼミというものがありました。
そのゼミで答案構成例をもとに書いたものを先輩にみてもらうということをしていました。先輩に添削してもらい答案の型を確立する、答案の型をゼミで起こすのです。
BEXA:いわば先人の知恵=答案の型を学ぶという手法ですね。
Jさん:司法書士の登記の雛形があるように司法試験の論文にも8割9割がた答案例の雛形があると考えています。つまり、型があるということです。
うちのゼミでは、答案の型は先輩からの口伝で予備試験のカリスマを代々受け継いでいました。これをひたすら真似て書いていました。真似る・真似るの反復⇒先輩に見てもらう⇒フィードバックを元にまたひたすら真似る、ということの繰り返しで答案の型を確立していきました。
BEXA:次に添削についてですが、添削サービスまたは添削を受ける機会は重要だと思いますか?
Jさん:添削は2種類あると思っていて、学習初期段階の添削と学習後期段階の添削があると思っています。
私の学習経験上、前者の添削は重要だと考えています。。
BEXA:ただ、その添削は学習初期段階での添削なので、一般的に予備校で提供しているような、答案を提出してコメントをもらうだけというものではないと
Jさん:その通りです。学習初期段階なのでコメントとかそういうレベルじゃないのです。あまり意味がありません。私の考える学習初期段階の添削は、ゼミ形式・マンツーマン形式のように、型を学ぶための指導を指します。
答案の型を理解すると知識も理解できるので、勉強の効率が上がると思います。
Jさん:重要かもしれませんが、習熟度チェックをすることが目的なので法律初学者であればあまり、現時点で考える必要はないかと思います。誰かしらに見てもらいなら模試も活用できます。
BEXA:まず、いつ合格されたのかを教えてください。
Zさん:令和元年予備試験合格で、令和2年司法試験合格です。
BEXA:論文対策として、答案を書く訓練を始めた時期は何時からですか。
Zさん:学習初期は短答試験対策としてインプットばかりやっていました。論文対策として答案を書く訓練を始めたのは、学習をはじめてから2年目の終わりくらいです。
一通りインプット講座が受け終わって、さぁ次は答練だ!添削を受けるぞ!と考えていました。
BEXA:答案を書く訓練としてはどんなことをされたんですか?
Zさん:まさに2年目の終わりにはじめた予備校の答練でしたね。
BEXA:効果はどうでしたか?
Zさん:これがまったく効果がなくて(笑)。
答練が悪いというわけではなく、私の受講する姿勢に問題があったのです。
BEXA:姿勢というと?
Zさん:完全に受動的に出された問題をとりあえず書いてみる。それを提出してコメントをもらうということだけをしていました。とりあえずこなすというだけで、答案が書ける気がしませんでした。
BEXA:なるほど、インプット講座などを一通り受けただけの段階だと、とりあえずこなすだけで満足感がある、つまり受動的に受けていてもふわふわとした記憶は残るから「受け切った」という満足感がある。これに対してアウトプットなどの答練は受動的に受けるだけでは、なんの効果も感じられない。書ける気が起きない、ということですか。
Zさん:そうかもしれません。法律初学者あるあるかもしれませんが、受ければ学習効果がある、と勘違いしている人が多いと思います。しかし、講座は能動的に自分から獲りに行く姿勢がなければ学習効果は少ないと思います。特に添削がつく答練こそ能動的にテーマを持って受けなければまったく意味がないと思います。
BEXA:答案が書ける気がしなかった後はどうされたんですか?
Zさん:答練を受けることは継続しました。
ただ、答練以外に自分で旧司法試験の過去問や参考答案例を分析するということをはじめました。
BEXA:分析をはじめたのですね。
Zさん:分析にも色々あると思いますが、私は過去問の参考答案・再現答案から「答案の型を確立する」ことを意識して分析していました(別角度でも分析しましたがここでは割愛します)。
BEXA:答案の型を過去問から確立する方法はどのような方法でしたか?
Zさん:とにかく再現答案を同じ過去問を使って真似て答案を作成するということをひたすら繰り返していました。加えて、再現答案は1人の人の答案を科目を跨いでいいので何通も読んで、その人の型の癖を分析していました。
これを能動的にやっていくと、答練でも能動的に受けることができるようになってきましたね。たとえば、答練の問題の参考答案を読み込む、模範解答や合格者のモニター答案と自分の答案を比較して、何が違うのかを炙り出していました。
それを、さらに過去問分析の際に真似た再現答案にフィードバックしていく、こういったサイクルで答案の型を確立していきました。
BEXA:次に添削サービスについてはいかがですか?
Zさん:法律初学者の方向きであれば、添削を受けるべきか否かと悩まれるところだと思います。私が伝えられることは、この「添削」とは何なのかという点です。
まず、「添削」を受ければ答案の型を教えてもらえるわけではありません。また、一般的に提供されているような「添削」サービスというのは手取り足取り教えてもらえるものではないということに注意してください。
フィードバックがあるので、直前期の模試のように自分の答案の型が受け入れられるかという視点から受けることは良いと思いますが、それ以外の答練の添削などは目的・テーマを意識して受けるべきだと思います。
インタビューを受けていて特に印象的だったのは、Zさんの『「添削」だけでは答案の型が学べるわけではない』という点です。
法律初学者の方が予備校を選ぶときに気になる「添削の有無」については、その「添削」は今の自分のレベルに本当に適しているのか、ということを注意して検討する必要がありそうです。
今回インタビューにご協力くださった講師・合格者の方々はいずれも短期合格、現役合格または予備試験合格された方々です。それぞれの答案に関する対策方法やイメージはそれぞれでしたが、共通しているのは、答案の型は自力で真似て作り上げるという点です。
そうすると、予備試験・司法試験の短期合格に通じるおすすめの手法として
・答案の型を意識した学習をインプット学習の他にも初期に取り入れること
・答案は参考答案でも再現答案でも大丈夫。とにかく1人で真似て書いてみること。
・そしてなにより、インプット→アウトプットと段階的に学習することは効率が悪いことを忘れてはいけない
ということではないでしょうか。
【初学者】:答案の書き方で悩む
「写経」が重要。書き方で悩んだら、上位再現答案を真似する。この辺がわからないなと思うところ、繋がり、順番を見る。場面で分けることは、論証を見ててもわからないので、「写経」して身につける。
「写経」の方法・効果についてはこちら
⇓⇓
「予備試験合格は答案の型は基礎で合格レベル!独学で答案が書けるようになる段階的答案訓練法」
【中級者】:答案の型の組み立て方で悩む
構成、前後関係がわからない。順番がわからない。どういった型のバリエーションがあるのかを身につける。
【上級者】:ある程度書けるが、でもなぜか書けない、メリハリがなくて悩む
不必要なところが書けて、必要なところが書けていない。伸び悩んでいる。上位答案がどういう論証パターンなのかを見て、過不足なく書けるようにする。
どの学習ステージでもずっと真似つづけている、真似るが大事!
初学者は、「巨人の星」の「養成ギブス」のように真似るトレーニングをして、上位合格者の答案のフォームを身につけよう!
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・答案を真似るにしても過去問はちょっとハードルが高い
・いきなり過去問の答案例だと何を言ってるのかわからない
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