私人間パターンについて

予備試験で私人間パターンが出た場合って3者間の書き分けが4対1対5にするためにはどうすればいいのでしょうか。
被告側の自由を私見で書くとかですね、お互いに憲法上の権利の保障を主張しあう分、被告で書く場所が多く、争点が最後の比較衡量くらいでしか作れなく困ってます、なにかいいテクニカルないでしょうか?
例えば税理士会の献金問題とかでどんな感じで書けばいいのでしょうか?
2019年2月5日
法律系資格 - 予備試験
回答希望講師:中村充
回答:1

ベストアンサー ファーストアンサー
中村充の回答

原告側の【生の自由】が憲法上保障されるか、どの法令・行為にどのように制約され(てい)るかをガッツリ書いた上で、もし余裕があれば、直接適用説等を前提に、厳格気味の審査基準を想定したあてはめ立論をするくらいで、軽く40%に達するでしょう。

被告側は、私人間に憲法の規定が適用されないことや、自身の【生の自由】が憲法上保障されることを主張するくらいにとどめる。

そして私見で、間接適用説→原被告それぞれの人権の重要度比較→比較考量ドバっと書きまくる。

これがシンプルでいいのでは?税理士会の献金問題でも。
別に「争点」なんて無理して作らなくても、余裕でA評価取れますよ~

それより私が、特に予備試験の論文憲法の三者間問題の答案の書き方でオススメなのは、主張・反論・私見“後付け”方式です!
ぜひ、私のブログ記事『憲法の論文答案の育て方(その6・完)』(https://ameblo.jp/4-algo-rhythm/entry-12349454428.html)をご覧ください!(司法H29論文公法系第1問が題材ですが)

2019年2月14日


匿名さん
直接適用説をとると、通常の違憲審査基準が使えるんですね。知りませんでした。
ありがとうございます。

2019年2月28日