「配点を予測」する要素は、
(1)絶対的要素
ア 設問・(実質的な)小問の個数
イ 各設問に対応する問題文の事情の量(・質)
(2)相対的要素
他の受験生がどのくらい書けそうか。
∵受験生の出来次第で採点基準を事後的に調整することもあるっぽい。
等と考えています。
少なくとも近年の司法論文過去問では、(1)についてはア・イいずれも、捜査分野と捜査以外の分野で同等と見ています。
他方、(2)については、昔からH30までずっと、少なくとも答案の分量的には、捜査分野>捜査以外の分野という傾向が続いています。
そのため、答案の分量が捜査分野>捜査以外の分野になるようにするのが無難です。
ただ、例えば司法H30では、設問2小問1(伝聞分野)について、初見で私は点数を確保しやすいと思ったので、ここから書き始めました(cf.私のブログ記事「動画『平成30年司法試験 刑訴法ガチで書いてみた!』」https://ameblo.jp/4-algo-rhythm/entry-12395285154.htmlと、その中でリンクした記事「司法H30論文刑事系第2問 手書き答案等」https://ameblo.jp/4-algo-rhythm/entry-12383588475.html)。
得点しやすいと思ったところから書くのが私のスタイルなので、どこから書き始めるかは問題によって変わります。
そのような私のスタイルからは、書く順番は固定せず、結果的に答案の分量が捜査分野>捜査以外の分野となるように目指すことになります。
※ただ、H30のガチ書きでは、設問2小問2でどうでもいいことを考えすぎて時間を浪費してしまい、設問1に割く時間が足りず、答案の分量が捜査以外の分野>捜査分野になってしまいました(上記記事)…反省しています。
H31のガチ書きではこうならないようにしよう!と思ってはいるのですが、具体策の立案→試行錯誤をする時間など到底とれないので、同じ失敗をくり返してしまうかもしれません。
捜査分野から書き始める手も考えてはいますが、そうすると私は、延々とあてはめを書いてしまい、捜査以外の分野に割く時間が足りなくなることが目に見えているので…まあでも1回そうやってみようかな…とか迷っています。
2019年1月21日