国際公法&予備試験口述につきまして

初めまして。社会人で来年の予備試験受験生です。早めですが国際公法の受講を検討しております。
今後、平成30年の過去問解説を新たに追加する等のご予定はございますでしょうか?
また、長尾先生は予備試験のご経験もお持ちとお伺いさせていただきましたが、
口述や論文での、民事・刑事それぞれの実務基礎対策のアドバイスをお願いいたします。
(特に口述が私はしどろもどろ必至で情報も少なく不安です。)
2018年6月22日
選択科目 - 国際公法
回答希望講師:長尾健允
回答:1

ベストアンサー ファーストアンサー
長尾健允の回答

平成30年度の過去問解説を私が追加して収録する予定は今の所ございません。
個人的には今年の合格者辺りで、やっていただける人がいましたら、私の代わりに頼みたいと考えております。

予備試験論文ですが、全体的に筋を外さない答案を目指すとよいと考えています。筋が外れていない答案とは、適切な請求を定立し、その請求において問題となる要件をしっかり検討し、要件の当てはめにおいて重要な事実を指摘し、評価を述べた答案のことを意味します。
これさえできれば、瑣末な論点は複数落としても十分な合格答案なので、ぜひ、筋を外さない答案を書けるように勉強していただけるといいと思います。
実務科目は民事では要件事実・法曹倫理・保全執行の基礎知識・弁護士職務基本規程の重要条文、刑事では事実認定・冒頭手続・公判前整理手続・証人尋問・弁護士職務基本規程の重要条文について押さえておけば、まあ大丈夫なのかなとは思います。

口述ですが、あまり真面目に取り組まなかった私の自戒でもありますが、基本的に上記論文実務科目において述べたことを、口頭で正確に説明できるレベルに持っていけば良いかと思います。口述は受験生が皆必死で勉強してくるため、基本的なミスが致命的になる感覚があるので、基本事項は正確に抑える必要があります。

2018年6月22日