1.民法の勉強方法
(1)使用教材として潮見先生の債権各論を挙げましたが、あれは、基本書・予備校本などの民法について一通り学習をした受験生がさらに理解を深めるために基本書読むとしたら、という意味合いのものです。本当にお勧めの本です。
(2)以下がお勧めの勉強方法です
① 法律構成を選択させる問題にも対応できるように、基本書・予備校本や択一教材をつかって、民法の体系、条文の内容をしっかりと押さえます。
② 債務不履行・不当利得・不法行為・債権代位権・詐害行為など、法律要件の検討が求められるものについては、個々の要件の定義等をしっかりと押さえ、場合によっては要件をまとめてみる。
③ 要件事実については、類型別・(新)問題研究・30講で十分です。
④ 判例については、時間があれば判例百選でつぶすべきですが、他の科目のように、事実関係・解説までは基本的に不要です。判旨レベルで大丈夫です。
2.会社法事例演習教材・重点講義の解説講義
① 会社法事例演習教材につきましては、他の受験生の方からも解説講義をしてほしいとの声がございましたので、簡易答案答案付きの解説講義を実施する予定ですが、先に基本7科目「判例論点実践講義」(判例論証講義みたいなもの)を完成させたいので、リリースは来年の秋頃になりそうです。
② 民事訴訟法の判例論点実践講義は、重点講義をベースに作成しますので、そちらを購入していただければと思います。なお、リリースは来年2月または3月、USB音声による個人販売となる予定です。
宜しくお願い致します。
2015年9月20日