目的審査について

ご多忙中申し訳ありません。

ある法規制の目的が2個ある場合
その内の1個が目的審査できれたとき、残りの目的につき審査必要なのですか?
全部OKで合憲だと思いますが、半分合憲な場合でもその法律全部合憲になるのでしょうか。限定解釈するのでしょうか。その時何と法律を紹介すればよいのでしょうか。「半分だけでどうぞ」という感じなのでしょうか。
よろしくご回答お願いいたします。
2018年1月21日
法律系資格 - 司法試験
回答希望講師:伊藤たける
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ベストアンサー ファーストアンサー
伊藤たけるの回答

ご指名ありがとうございます。

目的が2つあるならば、いずれの目的との関係でも合理性を否定しておくべきです。
仮に1つの目的との関係で合理性がないとしても、他の目的との関係で合理性があれば、当該法令は憲法に違反するとは言い難いでしょう。

法令は全体として違憲となるのではなく、条項ごとに審理しますので、基本的には当該条項の合憲性や部分違憲、要件の限定解釈などの手法もあり得ますが、必要があればすれば足り、必要がなければしませんね。

法律を紹介するという場面がよくわからないのですが、当初は2つの目的があったが、最高裁は1つの目的との関係を否定したので、現在は残りの目的のための法律だと位置付けられている。
そのため、ある要件該当性の判断に行政裁量がある場合、そのあたっては、否定された目的を考慮することは違法となり得る、くらいでしょうか。

2018年1月21日