私自身が「猛者」ではないので、どうすればなれるかは、残念ながら神のみぞ知る世界でしょう。
ただ、いずみ寮で生活している部屋に、そのヒントはあるのかもしれません。
2名とも共通して、読書量と蔵書量がケタ違いでした。
他の修習生の部屋にはないような書籍がたくさんあり、その内容を面白いほど知っています。
例えば、令状基本問題、新実例刑事訴訟法などはお茶の子さいさいレベルです。
なので、並々ならぬ努力のたまものであることは間違いありません。
基本書を複数読むよりも、優れた法律文書や論文と格闘している経験値は、絶対的な差を産みます。
それと、2名とも、勉強を楽しんでいましたね。
勉強を苦だとは思わず、遊ぶかのように勉強をしています。
最後に、遊びも全力!ということですかね。
飲み会の幹事をやったり、男なのに模擬裁判で女性役を買って出て女装したりと、アホなことばかりやっていました。
センス・才能といった、遺伝的要素もあるのかもしれませんが、圧倒的な努力、マインド、遊び心を兼ね備えた人材になることが、猛者への近道なのかもしれません。
2015年8月19日