大変恐縮ですが、過去問講義において平成29年度の出題は取り扱っておりません。
ただ、要望に応じて、今後別個に販売する余地はあります。
次に、基本講義と過去問講義の違いについては、一応講座紹介ページの通りではあるのですが、この場で要点を説明します。
その前提として、共通点についてお話します。
出題趣旨・採点実感の要求を強く意識し、試験で使う条文等の各要件の定義・解釈・適用のあり方を検討しているという点では、両者は全く同じだと考えています。
その上で、以下のような相違点があります。
基本講義では、答案上表現すべき定義・解釈・適用のあり方を一般論として解説することを第一とし、その理解を促す目的で重要事例の確認を行っています。
基本講義の構成や内容は試験対策を意識していますが、出題自体への対応方法は過去問講義に委ねています。
対して過去問講義では、司法試験の出題毎に、要求内容・答案への評価に関する出題者の各コメントについて解説し、その後参考答案を示しています。
過去問講義であっても、参考答案の中で必要な定義・解釈論を示していますが、その詳しい解説は基本講義に委ねています。
2017年11月16日