権利の重要性について

判断枠組みにおいて、具体的な権利の重要性に触れなくても、例えば表現の自由であれば表現内容規制や事前抑制であるかなどによって、判断枠組みを定立することができてしまうと思います。
このような場合にも具体的な権利の重要性に触れる必要があるのでしょうか。
また、触れる必要があるとしたらどのように論述すればいいのか教えていただけると幸いです。
予備校の模範答案などでは、表現内容規制などの分類に加えて、権利の重要性にも触れていますが、先生のように大前提の大前提・小前提・結論というような書き方をしていないため、先生の講義で学んだ書き方への生かし方がいまいちわかりません。
よろしくお願いいたします。
2017年5月1日
公法系 - 憲法
回答希望講師:伊藤たける
回答:1

ベストアンサー ファーストアンサー
伊藤たけるの回答

ご指名ありがとうございます。

そもそも、なぜ表現内容規制に厳格審査基準が適用されるのか、あるいは、表現内容中立規制に代替的伝達経路の準則が適用されるのかといった、一般論の中で、権利の重要性について論述することになるでしょう。
私の場合は、踏み台にすべき学説・判例を論じるパートで、権利の重要性の論証をしてしまいます。

2017年5月15日