ご質問ありがとうございます。
伊藤たけるです。
具体的には、次のような方法がよいと思います。
1 まずは書いてみる
まずは、2時間をきっちり時間を計って、フルスケールで書いてみてください!
このとき、ズルをしてはいけません。
可能であれば、お友達と一緒に、週1回曜日と時間を決めるとよいでしょう。
2 出題趣旨・採点実感を見る
次に、自分の書いた答案ができているのかを確認しましょう。
このとき、出題趣旨を横において、できていない部分をマーカーで塗ってみるとよいですね。
きっとカラフルな出題趣旨になるはずです。
さらに、採点実感にも、できていない部分をマーカーで塗るのです。
可能であれば、お友達にやってもらうのがよいでしょう。
その上で、完全解答をすると、どのようになるのかを勉強すると、必ず後で役に立つはずです。
このとき、法学セミナーや法学書院の解説、辰巳のぶんせき本などを参考にするとよいですね。
3 再現答案を読む
もっとも、この時点では、
「こんなに難しい問題を解けるわけないだろ!」
「ここまで書きたいけれども、実際にはどうやって書けばいいんだろう?」
「答案構成をどうするかが、そもそもわからない。」
と感じるかもしれません。
ここで再現答案の出番です。
評価が高い答案を読んで、「書き方」を学んでみましょう。
どうしても論証が長すぎて書ききれない、言葉がうまく思い浮かばなかった、そんな場所について、頭のいい人は度のように書いているのかを学ぶのです。
次に、評価が低い答案を読みましょう。
なんだ、これでも合格できるのか、と安心するはずです。
とはいえ、なぜ、評価されなかったのか、上位答案と比較して、その理由を探るとよいでしょう。
以上、簡単に、私の指導方法をご紹介しました!
2015年7月10日