ご質問ありがとうございます。
法令審査においては、外国人女性の権利を一般的・抽象的に主張をする方がよいでしょうね。
付随的審査制であるとしても、問題となるのは、当該法令が一般的に誰かの権利を侵害しているかということです。
Bの権利を論じるとすれば、主張適格との関係でそのように記載をすることはありますね。
なお、主張適格を端的に示すために、個人の権利制約の認定をすることは否定されるわけではありませんので、厳密にどちらかが誤っているという関係ではありません。
参考文献は、このあたりは乏しいと思いますので、判決文の記載を参考にしてみてください。
おそらく、個人の権利の問題とはしていないものが大半ではないかと思います。
2021年5月14日