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司法試験
経済法のあてはめについて
済
経済法のあてはめについて
司法試験の答案について、点数が伸び悩んでいるため、司法試験過去問の演習を続けながら、判例集で事実評価の方向性を確認しようと思っております。判例集で学んだことを答案に落とし込む際のポイントを教えていただければと思います。
未設定さん
2020年12月28日
法律系資格
-
司法試験
回答希望講師:
中山涼太
回答:
1
ベストアンサー
ファーストアンサー
中山涼太の回答
中山涼太
①まず元も子もないことをいうと、判例集が百選なんだとしたら、当てはめに活用するには適さないと考えます。経済法の百選は学者による判旨の省略や言い換えが多く、内容も規範出しが多く重要な事実の記載と実際の評価の過程が欠けていることがあるからです。あてはめを知りたければ別の判例集や原文を当たると良いです。
②判例からあてはめに落とし込むポイントは、逆算です。どの条文にも一応確立された規範が存在するはずですから、各事実がいかなる評価で規範にあてはめられているのかを意識的に読み返し、ストックするのが良いでしょう。
2020年12月28日
未設定さん
ご回答ありがとうございます。過去問演習の際の復習に取り入れてみたいと思います。
また、あてはめを学ぶのに適している判例集について、中山先生がおすすめする書籍があれば教えていただきたいです。
2020年12月28日
中山涼太
白石先生の独禁法事例集です。あの本では判例・審決を批判的に考察しているものもあり、事例の位置付けを考える意味でも使えます。
ただ、分量が多く、他の科目との関係でオーバーワークとなる可能性があるので、話半分に聞いて下さい。
最終的にはご自身が使いやすいと感じた方を使うとよいでしょう。
2020年12月28日
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