再婚禁止期間事件について

⑴再婚禁止規定違憲判決において、国籍法違憲判決の要素である審査密度に関する①区別の結果が重要なもの②区別事由がどのような性質なものであるかに加えて、③憲法上の権利・事由に対する直接的制約も審査密度として検討していますが、③も平等権審査のフレームワークに標準化されるのでしょうか。⑵また再婚禁止期間・夫婦別姓の条文は14条1項違反で問題ないでしょうか。24条と悩んでいます。
2020年7月28日
公法系 - 憲法
回答希望講師:伊藤たける
回答:1

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伊藤たけるの回答

ご質問ありがとうございます。
③は平等原則の審査のフレームワークでも必要なものですね。
女子の再婚禁止期間は、婚姻の自由(24条1項)に対する制約であり、かつ、性別に基づく区別であるという理解です。
違反となり得る条文は、14条1項も、24条も、いずれも問題になり得ますね。

2020年7月30日