行為者の意図と直接的制約判断の関係性について

思想良心の自由や信教の自由に対する直接的制約の有無を判断するに際して、規制を行う行為者の意図はどの程度考慮する必要があるのでしょうか。
行為者に特定の思想や特定の宗教を禁止する(強制する)目的がないと、直接的制約にはあたらないのでしょうか。
思想良心の自由への直接的制約と信教の自由への直接的制約で、行為者の意図を加味する必要性・程度に差異は生じるのでしょうか。
よろしくお願い致します。
2020年7月7日
公法系 - 憲法
回答希望講師:伊藤たける
回答:1

ベストアンサー ファーストアンサー
伊藤たけるの回答

ご質問ありがとうございます。
直接規制となるためには、特定の思想の禁止や強制といえる必要があります。
通常は、行為類型によって、目的を推認できるかもしれませんが、思想と不可分の行為の強制の場合は、行為者の目的を認定することは重要だと思います。
信教の自由も、基本的には同様でしょう。

2020年7月7日