ご質問ありがとうございます。
基本的には、目的審査で検討するべきものです。制約が許されるかというのも、まさに目的審査の正当化要素の話ですよね。
ただし、パターナリズムに基づく制約の場合は、多くのケースで未成年者の憲法上の権利が問題となるため、憲法上の権利の保障の程度が下がることがあります。
この場合、保障の程度が下がる理屈は、未成年者だからなのですが、よくわかっていない答案は、パターナリズムに基づく制約だから保障が切り下げられるという、意味不明なことを書いているため、みなさんが混乱してしまうのですよね。
2020年7月4日