平成26年司法試験公法系第1問(許可制と許可条件について)

憲法ガールⅡの答案では、許可制と許可基準について分けて検討しています(67頁から68頁にかけて)。たける先生の作成された答案においては、許可制と許可条件についてまとめて検討がなされていると思います。特に目的手段審査については、許可条件の各要件に検討されていると思います。
私も今まで一色単に検討していたので、憲法ガールⅡを読んで混乱しています。許可制については何を審査すればよいのでしょうか。
2020年6月15日
公法系 - 憲法
回答希望講師:伊藤たける
回答:1

ベストアンサー ファーストアンサー
伊藤たけるの回答

ご質問ありがとうございます。
許可制そのものを問題とする方向もあり得ますが、私個人としてはこの問題は許可要件の問題であると思っています。
ただし、タクシー免許とは別の許可制を与えること自体、ドル箱であるエリアでの営業規制であるとの立論も可能ではあろうと思います。

2020年6月15日


匿名さん
ご回答いただきありがとうございます。
許可制と許可基準を別個に考えると、基準を二つ、許可基準に当たってはさらに基準を細かく検討することになるため
私も許可制と許可基準についてまとめて検討することにします。
もっとも、許可制と許可基準が問題になっていることの理解を示すために許可制の条文と許可基準の条文をあげておけば問題ないでしょうか。

2020年6月16日

区別して論じる場合は、条文を区別しておけばよいと思います。
ただし、許可制それ自体を争うのは、難しいように思います。

2020年6月16日