論文過去問で最初に考えるべきは?

BEXAイベントで伊藤先生は、問題文を読んだ時、「最初に論点が思い浮かぶ人が一番ダメ」とおっしゃっていたと思いますが、どの条文を使うかを最初に考えろという意味でしょうか? 例えばI塾の論文マスターだと問題の下に「時効の法的性質」などと載せ、答案にヒント(誘導)を与えているわけですが、これを思い浮かべるのでなく、条文の解釈・適用を考えよとおっしゃっているのでしょうか?
未設定さん
2019年11月25日
法律系資格 - 予備試験
回答希望講師:伊藤たける
回答:1

ベストアンサー ファーストアンサー
伊藤たけるの回答

まさにそのとおりです!

2019年11月25日


未設定さん
いつも早々のご回答に感謝します。
もう一つお聞かせください。
私はI塾を受講後、中村先生の4Sを受講し、条文から考える思考に切り替え中です。
しかし、論点から先に考えてしまうことがまだあります。
論点から先に考えてしまうことの問題(悪い点)は何だとお考えですか?
お聞きする理由は次の2点です。①論点からのほうが速いと思える問題がある(旧司・刑法H19年度第一問など)。
②「論点主義」前提で教材を作っていると思われるBEXA講師もいらっしゃる。
基礎的な質問かと思いますが、どうかご返答よろしくお願いします。

2019年11月25日

①すべての論点につき、必ず条文のどの要件の話かを考えられなければ、応用的な問題のときに対処できないと考えます。
仮に、一部の問題で論点主義で対応できたからといっても、そうでない問題がある以上、安易に論点主義を優先させるべきではありません。
論点主義の方が時間が短縮できるといっても、たったの数分の話ですから、そこまで効果もありません。
②考え方の違いですが、論点を「知っていない」段階の人は、ひとまず論点主義で知識を詰め込み、問題を解くにあたって、条文主義にシフトすることで合格するというステップを踏む人もいます。
ご自身にあった学習ステージないしステップを選択すれば足りるため、唯一絶対の方向ではありませんが、あくまでも論点主義は通過点という理解です。

2019年11月25日


未設定さん
非常に明快な回答に感謝します。
おかげさまで疑問、迷いが晴れました。
条文の解釈・適用で徹底します。
このような質問の機会に恵まれていることに重ねて感謝申し上げます。

2019年11月25日

頑張ってください!

2019年11月25日